本を電子端末で見られるようにする「自炊」。
業者に出すとなると著作権関連で面倒で、自分でやるとなると本の裁断はやりづらい。
手軽にできるものはないかと思っていませんか?
実はスナップライトを使えば、本を開くだけで簡単に自炊できるのです。
なぜならスマートフォンのカメラを使って、写真を取るようにスキャニングできるので、本を裁断しなくて良いのです。
この記事ではスナップライトの使い方や利点などをご紹介していきます。
断捨離で悩んだ本
フリーランスとして働くようになってから身の回りの整理整頓を行い、ゆるいミニマリスト化してきた僕。
CDは劣化無しでパソコンに取り込み、全て断捨離しました。
CDを断捨離した方法はこちらに紹介してあります。
最近はとくに過激化してきており、毎週のようにブックオフへ通っています。
そのため本は電子書籍に移行したため必要ないものは手放していますが、楽譜はなかなか手放せません。
手放せませんが、非常にかさばります。
ただもし捨てるとなると「また弾きたいな」と思うときに1から耳コピする必要が出る。
正直面倒です。
かといってコンビニなどでPDF化しようとすると1枚30円します。
となると本1冊約200ページの程度を自炊しただけで6,000円です。
これじゃあお話になりません。
どうせ金かかるなら中古の安いA3のスキャナーを買って、使い終わったらヤフオクで売ろう
と考えていたときに、見つけたのがスナップライトという照明です。
ミニマリストを目指す僕。
- 手軽に書籍を電子化できて
- さらに用途が広くて
- 消耗しない
3拍子揃ったこのスナップライトは、とても力強い味方でした。
スナップライトならiphone連動でかんたんに取り込める
スナップライトは、PFUから出ているiPhone対応の照明器具です。
見ての通り見た目はただの照明器具ですが、上の方にはスマホを乗せる場所があります。
ここにiphoneをのせるだけで、スキャナーに早変わりします。
使い方は以下の4ステップ!
- iPhoneに専用のアプリをインストール
- スナップライト本体の電源を入れるとリスのマークが点滅するので、その間にアプリを起動すると同期される
- スナップライトのリスの台の上にiPhoneを乗せると、目標に赤い枠が登場
- その枠内にスキャンしたい書類を置いて、台座の点滅するリスをタッチするとスキャンできる
アプリを起動させて先程の部分にiPhoneを乗せるとこんな風になります。
赤枠が見えますか?
この赤枠内に合わせて、とりたい対象物を起きます。
え、怖。。。
じゃなくてこんな感じです。
赤枠はA4サイズに対応していますから、それ以上のものは別の方法を取りましょう。
すると真ん中のリスのマークが光ります。
このリスのマークをタッチするとスキャン完了です。
え、怖、、、
じゃなくて、このようにテーブルなど周りの背景は自動的に消してくれます。
たまに画像の編集に失敗します。
でも下の方にある操作で向きやスキャンの枠内は編集できますから、安心して続けてスキャンしてもらえれば大丈夫です。
このスナップライト。
ひとつ難点があるとすると、iPhone専用アプリなので、androidでは連動機能が使えないことです。
せっかくの赤く照らす枠も、専用アプリを使わなければ表示できないのです。
ただ撮影用の照明台としては普通に使えます。
最近ではandroid用のスキャナーアプリも多く存在していますので、androidだから使えないということはありません。
まだ試したことはないので断言はできませんが、むしろスナップライトのアプリより質の良いものが多い気がします。
ただのライトなので、スキャナー以外の用途も広い
スナップライトはスキャナーとは違い、ただの照明器具です。
ですのでiPhoneとの組み合わせでスキャナーとしてもとして非常に便利ですが、それ以外の用途にも幅広く使えます。
スナップライトの電灯は、昼白色のライトと電球色のライトと両方あり、さらに5段階の照度調整ができます。
なので勉強の際に強い光が欲しい場合や、優しい光がほしい夜間の読書灯としても使えますね。
その他にもヤフオク等で出品するときに、小物の撮影のときにも活躍します。
ちょうどよい照明できれいにライトアップしてくれますから、商品の印象アップにも一役買います。
これ意外と盲点でした。
最近断捨離し過ぎな僕はヤフオクに出品することも多いので、こんな撮影に便利なものに出会えるとは思っていませんでした。
スキャナーとしての用途しかないでっかいスキャナーと違い、いろいろな用途に使えます。
ミニマリストのように余計なものをあまり持ちたくないというユーザーにはぴったりです。
ぼくもこれをもっと早く知っていたら、2万円も出して複合型のプリンター買わなかったですよ。
本当に色々使えるので、最近買ってよかったと思うものナンバーワンですね。
売りたくなっても困らない
そしてこのスナップライト。
売るとなってもあまり困らないのが魅力です。
こちらは定価で13,800円の品です。
ただ僕はamazonの中古ショップから7,000円で購入しています。
半額近い値段ではありますが、使用には問題なくとてもきれいです。
実はスキャナーは、非常に強い光を放つライトやローラーなど使えば使うほど消耗していきます。
とくに本を自炊となると、そのスキャン行為を何万回と繰り返しますからかなり消耗します。
だって10冊本を自炊しただけでも1,000回以上は動いているはずですからね。
100冊も自炊すれば万単位です。
とくに自炊で有名なスキャンスナップは、中古で購入する際にどれだけ使ったかは確認事項です。
それくらい普通のスキャナーはしっかりチェックして購入しないと、途中で故障して詰みます。
その点スナップライトは、スキャナーはiPhoneのカメラです。
そして本体はただの長寿命のLEDライトでしかないのでほぼ消耗しません。
ですから買った瞬間にゴミになるということも起こりにくいので中古も安心して使えます。
元々A3サイズの大きなスキャナーを買って、必要な楽譜を自炊したら中古で売ろうと考えていた僕。
スナップライトは買いやすく売りやすい商品だといえます。
一台あれば無駄なく使えるし中古でも安心して購入できるスナップライト。
本の自炊を検討している人は、ぜひ一度検討してみてくださいね。
本を断舎離するのに自炊をしようと思うにゃ。
けど、業者に出すと著作権が面倒らしいし、裁断するのは持ったいない。
かんたんに取り込めるものって何かないかにゃ?。