大事なギターを手放すわけですから、メリットやデメリットを知りたいと思うのは当然です。
僕自身、今までたくさんのギターを買っては売り買っては売りを繰り返し、時には20本近いギターを所有していました。
しかし現在、ミニマルな生活を目指す僕はギターなどの機材を手放してアコギ含め6本の所持です。
ここではギターを売った場合のメリットや、後悔したことをまとめていきます。
Contents
手放すメリットは、ギターと向き合えること
ギターを手放すことのメリットは、所持のギターと向き合う時間が増えることにあります。
管理本数がへるわけですから当然っちゃあ当然ですが。
では実際にどんな効能があるのか、いくつか例を上げていきます。
- ギターの弦はお気に入りが張れる
- 単純に時間やお金が増える
- ギター一本一本の可能性を探れる
- 場所が広くなる
- 実は全然ギターを弾いてないことに気づける
- むしろ全部手放してスッキリできる
ギター弦はお気に入りが張れる
ギターにお気に入りの弦が張れます。
ギターはいくつも持っているとメンテナンスが面倒ですし、弦は弾かなくても劣化で状態が悪くなるので、定期的に交換が必要です。
もし20本もあったら、弦の交換だけで莫大時間と費用がかかってくるわけですよ。
それを少しでも節約しようと思うと、必然的にエリクサー弦のようなコーティング弦しか選択肢がなくなります。
でも本数が少なければ交換の手間も減るし、金銭的にも落ち着くので弦にコストを掛けられるわけです。
となればいろいろな弦を試せるので、自分のギターに合った好みの弦を探し出すことも可能になります。
結果ギターに合った弦がはれるので自分にとって最高の状態を得ることができるのです。
単純に時間やお金が増える
ギターを手放せば、時間とお金が増えます。
まずメンテナンスには時間がかかります。
忙しい現代において、ギターにばかり時間は割けません。なのにメンテナンスで時間を取られてたらいつ弾くの?ですよ。
それが管理本数が減るだけで消耗品の費用は減るしメンテの時間も減って、結果ギターを弾く時間が増えます。
ギターが減れば時間もお金も減りにくくなるわけです。
それに機材をうまく手放せばそれなりにお金になります。
となればその分エフェクターやアンプ、rec機材に投資できますね。
ギターの可能性を探れる
一本のギターと向き合う時間が増えるので、音の可能性を探れます。
ギターは音を出してなんぼですが、機材が多いととても大まかにしか触れません。
- ストラトだからアンプはフェンダー
- GIBSONだからギャンギャン歪ませた音
そんなありきたりな弾き方になってませんか?
もし一本しかないのであれば、エフェクターの中にある膨大アンプシミュレーターと向き合えます。
そしてアンプやエフェクターとの組み合わせで、そのギターで最高の音を模索できます。
セオリーで弾くのではなく、そのギターを弾くわけですから、自分なりに模索することは重要です。
場所が広くなる
当然部屋の中が広くなります。
ギターって小さく感じて、ケースやスタンドなど結構場所取ります。
なのに弾くために一本一本スタンドに立ててあるだけでなく、弾かないからとケースの中で眠らせたりしてませんか?
そして押し入れが圧迫されていたり自室が圧迫されていたりと自分のスペースを犠牲にしてまでギターを置く。
それって重要ですか?
手放したらそれだけで部屋の中がスッキリしますよ。
実は全然ギターを弾いてないことに気づく
大事大事だと思っていたギター。
でも手放すと実は全然弾いてなかった!なんてことに気づくかもしれません。
僕も以前フォトジェニックのレスポールタイプとか松本モデルのMG-M2Gとかもありましたが、ほぼタンスの肥やしでした。
- B’z松本モデルが好きで買った
- 劣悪な環境でも気兼ねなく遊べるギターとして置きたかった
そう思って買ったはずなのに、全然弾いてないのです。
結局買ったら満足しただけでした。
むしろ全部手放してスッキリできる
ドキッとしました?
- 実は忙しさにかこつけてギターを弾いてなかった
- ギターを持ってる俺かっこいいっていう余韻に浸っていたかった
そんな場合余計な見栄はギターとともに手放しましょう。
また弾きたくなったら購入すればよいのです。
手放して後悔は、、、意外としない
手放して後悔したってことは、意外とないです。
僕の場合、ギターを全くの0にしたというわけでもなければ、recやライブで使うギターは残してあります。
なのでそれらを手放した「最低限の状態」にするというのであればわかりません。
ただ弾いてないギターは本当に手放しても困らない。
エドワーズも、MG-M2Gも、出所不明の7弦ギターも。
結局手放しましたが全く困りませんでした。
少しぐらい物足りなくなるかな?
なんてことも思いましたが、全くないです。
ただ必要最低限と言って、使用しているギターを手放すのはだめです。
自分の中でこれだけは最低限と思うものは残して置かなければ業務に支障が出ます。
たとえば指ですね。
5本あるから小指1本ぐらいなくてもいいかな、、、なんてことはないでしょ!
じゃあどんなギターを残しておくべきなの?
そんなふうに悩んだ場合は
を見てみてください。
ギターを手放す方法はちゃんと売ること
ギターをいくつか手放す覚悟ができた。
でもどうやって手放したら良いんでしょ?
粗大ゴミなんかに出そうものなら呪いで一生ギターが弾けない体にされそうです。
てゆーか大事なギターを捨てるなんてことはできねーっす。
ならばできるだけ後悔が残らないような方法で手放しましょう。
手放す方法は以下の3つが良いです。
- 友人に譲り渡す・売る
- ヤフオクなどのフリマアプリで売る
- 買取専門店に出す
友人に譲り渡す・売る
一番手っ取り早いのが友人にあげちゃうことですね。
その友人が大事に弾いてくれるのであればまたいつでもあうことができます。
それにステージ上で活躍してるのを見ることができます。
ただそこに金銭が発生するとトラブルの原因になりやすいです。
- いい値段で買ってもらったのにすぐに音が出なくなった
- 身に覚えのない傷で文句を言われる
そんな問題が起きると友人関係が破綻。
もしかすると他のバンドメンバーにまで嫌な評判を流されてしまうかもしれません。
友人に手渡す場合は、後でトラブルにならないようにしっかり対策をとった上で対応しましょう。
あと譲ったギターを、また誰かに売られたりしても文句は言ってはいけませんよ!
譲るということはそういうことです。
ヤフオクなどのフリマアプリで売る
フリマアプリで売るのもいいです。
友人関係のように親しいわけではないですから直接のトラブルは避けられます。
それに両者納得した上で売買が成立するので、後々支払いに問題が起きたりということはほぼありません。
ただデメリットは梱包です。
これが超めんどくさい。
大きなビニール袋で包んで、プチプチで巻く。
さらにダンボールでギターをまるまる包み込めるような大きさの箱を作って、すきま埋めて、、、
だりいわ!
ただ最近はヤマト運輸はハードケース入りのギターしか運送してくれないようになりました。
輩がわざと壊れた荷物を送って運送会社に損害賠償させるような事例もあるからだそうです。
現在はその他の運送会社は大丈夫です。
ただ今後そういった傾向は出てくると思いますので、注意が必要です。
むしろヤマト運輸がギター・ベースの運搬専用のダンボールでも作ってくれればいいのにね。
買取専門店に出す
一番後腐れないのが、買取専門店に出すことじゃないでしょうか。
相手もプロなので、自分の出した査定価格に後々文句を出すようなことはありません。
ただたいていの場合、安いです。
そりゃそうですね。
向こうは販売して利益を出さなくてはいけないので、安く仕入れようとするのは当然。
友人やフリマアプリのように顧客に直接販売するCtoCではありません。
なので僕らができることは、多くの買取に回ることだけです。
今最近はネット上にも買取専門があるので、ここでネット査定して大体の値段を知ってからハードオフなどに持っていくのもありですね。
楽器の買取屋さんちなみに以前もっていたBOGNERアンプは、高価買取って書いたネット査定よりもハードオフのほうが高かったです。
なのでどこが良いかなんて、一概にいえないのでいろいろ試してみてください。
というわけで今回のギターを手放すメリット・デメリットをまとめます。
- ギターを手放すメリットはたくさん
- 弾かないギターは手放しても後悔なし
- 手放すときはフリマアプリが無難
ということでした。
ミニマルを目指すギタリスト諸君。
弾かないギターは手放して、大事なギターと向き合いましょう。
そして弾かれなかったギターは、手放して次の人へ循環させましょう。
ギター大好きにゃ!でも気づけば弾いてないギターばかり増えてきたにゃ。
最近ミニマリストとか断捨離も流行ってるし少しギターを手放そうかにゃ。
でもどれもお気に入りだにゃ!
ギターを手放すメリットや後悔したことを知りたいにゃ。