エレキギターを買ったけど、どうやって練習したらいいかわからない。
なんて悩んでいませんか?
実は教則本を読みながら練習していくのも良いですが、意外と続けるのは難しいもの。
なぜならエレキギターの演奏は意外と感覚的な説明が多く、実際にはうまくいかず挫折に繋がりやすいのです。
それに最近ではDVDなどもついて親切ですが、あまり楽しくないです。
ここでは僕が今までやってきた練習法やスタイルを踏まえ、エレキギターが弾けるようになる練習の方法をご紹介していきます。
Contents
エレキギターのセットを買う
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練習もなにも、エレキギターを弾くための機材がなければはじまりませんな。
エレキギター自体は1000万円するものだろうが5,000円で買えるものだろうが、アンプを通さねば音は出ませんし、シールドを通さねば接続できません。
そう、いろんな付属品が必要なのです。
というわけで、まずはこちらで紹介しているエレキギターセットがあれば万全です。
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ギターを練習するためだけにこんなに機材を通すのは面倒、、、
そう、初心者セットのような機材は一通り必要なものがついています。
しかし練習をしていくにつれて、ギターを弾くために機材を使える状態にするまでが面倒になります。
確実になります!
そうなってきたら、こちらにある練習にすぐに取り掛れる機材の置き方も重要です。
エレキギターの練習をしようと思ったときにすぐに取りかかれないようでは、そのうち練習が面倒になり、飽きてしまいます。
フォームをチェックする
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さて機材も揃ったことだし、早速バンドスコア見ながらギターを弾いていこう!
と思いがちですがちょっとまった!
まずはエレキギターを弾くための効率の良いフォームを身に着けましょう。
エレキギターを弾くのに最適なフォームというのはあります。
- 左足の太ももにボディのクビレを乗せ
- 右手でピッキングした時に最適な高さになるように調整
- 左手に無理がかからず自然に動かせるようなフォーム
これが大事。
このときフットレストがあると左足の高さを調節できるので、非常に弾きやすくなります。
でもプロの演奏家の中には、すごい体制で口笛を吹くように弾いてる人がいるのも事実。
そんな人達に影響を受けた人は、マネをしたいのもわかります。
まぁぶっちゃけ弾ければどんな格好でもいいのです。
でもですよ、
わざわざ効率の悪い体制で練習する理由ってあります?
それはしっかり弾けるようになってからでも良いはずです。
エレキギターのフォームに関してはこちらの記事で紹介していますので一度チェックしてみてください。
ギターを弾く体の使い方をしる
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フォームが整ったら、次は体の動かし方を少し解説します。
座学が長いですか?
エレキギターも最初が肝心ですのでもうちょっと付き合ってください。
You TubeやTwitterで弾いてみた動画などを見ていると、結構難しく弾いてる人を見かけます。
よく見かける例でいうと、ネックを押さえる手が背屈していて、指板を抑える指が自由に動かせてない人。
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極端な例がこれ。
そのままでは他のテクニックへの移行や運指がスムーズにいかなかったりする場合が多いです。
これは手が小さい大きい以前に、人間的に難しい動きだったりします。
ここのページでは右手の動かし方や左手の動かし方やフォームを、体の構造をもとにお話しています。
音が出るのがギターだとしても、やはりそこまで伝達させるのは人間の体です。
無理な体制で弾いて変な癖が付く前に、しっかりと学んでいってください。
実際に弾いて練習しよう!
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はい、おまたせしました!やっとギターの練習です。
ここからは
コードを覚える
まずおすすめするのはコードを覚えていくことです。
コードをいくつか覚えて楽譜に合わせてストローク練習をすると、なんとなく弾けてる感覚がわかります。
なんかあの曲っぽい!
そういう成功体験が得やすいのがコードストロークなのです。
ここではコツなんてものはほとんどないです。
まずはひたすら形を覚えましょう。
それはもう小学校で理由もわからず九九を覚えたように。
ただただ覚えましょう。
コードブックを買ってもいいですし、インターネットで検索すれば簡単に出てきます。
それこそここで紹介したギタトレってアプリもいいです。
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でもコードなんて無限にあるし、覚えきるなんて過酷。。。
と思いがちですが、正直なところ以下のコードを覚えれば十分。
- メジャーコード
- それに付随する7thコード
- マイナーコード
- それに付随する7thコード
この4種類でいいです。
あとのコードは好きな曲をひいてる時に出てきたら覚えるくらいでいいでしょう。
僕ははじめ、B’zの”熱き鼓動の果て”という曲の最初のアコギ部分を必死に覚えてました。
オープンコードとかクローズコードとかいろいろありますが、とりあえずそれっぽく弾けたときの感激はひとしお!
ぜひこの感動を味わいましょう!
パワーコードも覚える
ついでにパワーコードも覚えていきましょう。
パワーコードとは、専門的に言うとRootと5thの音だけのシンプルなコード。
一例を上げると、6弦5フレット(6-5)と5弦7フレット(5-7)を押さえるとAのパワーコードです。
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こんな感じ。
ロックやブルースなどシンプルな音使いの曲よく使われますし、ディストーションなど歪ませた音でこれを弾くと一気に気分が高まります。
割と簡単にできるし色んな曲で多用されていますので、覚えるともなく覚えていくもの。
コード覚えるついでにやってみましょう。
ストロークを覚える
コードを左手で抑えたら、今度は右手でピックを持って弦を弾きます。
ピックの持ち方は人差し指と親指でつまむようにもちます。
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上から見るとこんな感じ。
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下から見るとこんな感じ。
あとは弦を弾いた時に、ピックが飛んでいかないように気をつけましょう。
それだけでまずは十分。
ギターは脱力が大事とかいいますが、いきなり力を抜くとかいわれても無理ですよ。
まずはここで弾けたという体験も大事です。
あとついでに簡単なのでピックが弦に負けるという感覚も身につけましょ。
方法は簡単。
できるだけ薄いピック(0.6mmぐらい)でストローク練習をするだけ。
これは意外と大事な体験です。
そのうち太めのピックを持ったときに、これぐらいしならせればいいという目安がわかります。
そしてピックを落とさない最低限の力で持つという感覚が身につくのです。
それをいきなり硬いピックで練習すると、いつまでもガチガチの硬い持ち方になりがち。
このままではリズムが取りにくくなりますし、弾きにくくもなります。
単音弾きを覚える
エレキギターといえば派手なリードギターを期待する人も多いでしょう。
ということで、単音を弾く練習もぼちぼちしていきます。
とりあえずまずは、指の練習ついでにドレミファソラシドを弾ければいいです。
たぶんはじめのうちはtab譜をなぞって弾くことが多いと思います。
なので、スケール(音階)とかいう概念はあまりつかめないんじゃないかな?
だからスケールをおぼえるというより、指を動かす練習ついでにスケールをなぞるという感じでいいです。
ドレミファソラシドをtab譜で表すとこんな感じ
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3弦5フレットから3-7・2-5・2-6・2-8・1-5・1-7・1-8
と続けていけばドレミファソラシドです。
最初は非常に難しいです。
が、これも慣れで、繰り返していくうちにできるようになります。
それに合わせて半音づつ音階を上り下りしていく、クロマチックスケールも練習しましょう。
この二つを組み合わせて練習することで、ギターに対応した運指が身についてきますよ。
必須テクニックを覚えていく
コードプレイと単音弾きができるようになってきましたか?
では今度は楽曲によく出てくる、基本的なテクニックを身に着けていきましょう!
エレキギターは弾くだけでも結構なテクニックがあります。
別記事にてまとめてあるので、こちらを参照ください。
日常練習を取り入れていこう
ここまでにあげた様々な基礎テクニックたち。
これらは毎日やったほうがいいです。
というのも、エレキギターを弾くのに使う筋肉は日常生活ではほとんど使いません。
なので、弾かなきゃ退化していきます。
もちろん感覚の部分も常に弾いていなければ落ちていきます。
ということでギターを弾くのがめんどくさいと鳴らないように、すぐに練習に取り書かれる環境を作り、毎日さわれるようにしましょう。
これらは好きな曲を練習しながらでも十分
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こんなにたくさんのことを覚えないとエレキギターは弾けないのか。。。
挫折する。
このテクニック全般ができないとギターが弾けないと思うと絶望ですよね。
かるくちょちょっとできそうだと思ったのに。
でも待ってください。
あくまで色んな曲に使われている奏法やテクニックをひとまとめにしただけです。
つまり曲を練習すれば自動的にテクニックは身についていくわけ。
練習のための練習なんてのは全く身にならないので、常に弾きたい曲を練習しながらテクニックも身に着けていきましょう!
勢いでエレキギターを買ったけど、どうやって練習していけばうまくなれるかにゃ?
なんかうまくなっていける指針というか方法ない?