
人混みがすごく疲れるにゃ、
大きな音とかも本当にやめてほしいにゃ。
もしかして僕は最近話題のHSPってやつにゃ?
- 他人の話してる言葉が気になって仕事に集中できない。
- 頼まれると、断ると嫌われる気がして断れない。
- 大きな音が苦手。
そんな悩みを抱えているあなたは、もしかすると僕と同じHSPの気質があって悩んでるのかもしれません。
実は情報を極力抑えてしまうミニマリストになることで、ストレスがおさまる場合があります。
HSPは、普通の人より周りの環境に過敏に反応しやすい人だからです。
HSPなんて難しい単語を並べるとなんだか病気のような気がして怖くなりますが、全く違います。
わかりやすく言えば「太りやすい体質や痩せやすい体質の人がいるようなもの」です。
デブだから病気だとは言いませんよね。
しかし太りやすい体質ならば太りにくいように食事制限や普段の生活を調整するように、HSP気質なのであれば、それに対応した対策をすることが大事です。
ただHSPの場合は太りやすい体質のように目に見えるものではないので、周囲の人間はもちろんのこと本人ですらなかなか気づきにくいです。
そして気がついたら我慢に我慢を重ねて追い込まれている場合があります。
今回はその疲れやすい体質を改善するために、ミニマリスト化をおすすめするというお話です。
HSPはノイズに過敏です

HSPは自分でも無意識のうちに色んなものに反応してしまいます。
なので脳みそが疲れてしまいやすいのです。
どうやら脳の中でも不安を感じさせる扁桃体(へんとうたい)の働きが強いようで、不安や恐怖を感じやすくなっています。
なので小さなことや相手の表情などからもそういった不安などを感じやすく、それが原因で疲労感やストレスをためやすく、鬱病などにも繋がります。
僕の場合はこんなことをよく考えます。
- 色の合わないカーテン、なんとかしたい
- ごみがいっぱいだ
- あれ?ガスの元栓締めたっけ?
- ヘアアイロンの電源入れっぱなしかも、、、
何を気にしてるんだと思う人もいるでしょうけど、結構不安なのですよ。
HSP気質の人は5人に1人の割合と言われています。
逆に言えば人口の8割はこれを理解してくれないので生きづらいのです。
見えない問題の上に理解者が少ない。
もともと周囲に嫌われないように合わせがちなHSP気質の人は、そこで無理に周りに合わせようとするので脳みそが疲れてしまい、生きていくのが辛くなるのです。
ミニマリストで普段からノイズを減らそう


とても疲れやすいのはHSP気質だったからなんだ
そう気づけたのであれば、後は対策をするだけ。
そこでおすすめなのが情報ミニマリストになることです。
HSPで大事なのはノイズをいかにして減らすかです。
HSP気質の人は普通の人が受けるよりも多くの情報が入ってきます。
まずはこれらを制限しなければ疲れやすい体質を改善できません。
ただ難しいのはノイズは意識はするものの、意外と受け流してしまうものが多いです。
そこで一例として僕がノイズとして受けやすいものを上げてみます。
- ごちゃごちゃした部屋
- 周囲の騒音
- 管理するものが多すぎる現状
- 断れなかった仕事
ぶっちゃけこれら全部ノイズです。
こんな環境はとてもじゃないですがしんどいです。
そこでまずノイズをへらすために自分の住む環境をミニマリストしました。

僕の持ち物の8割はこの5.2畳の部屋にあります。
残りの2割は処分待ちのものや冷蔵庫などの共有物で、リビングに置いてあります。
大事なことは以下の4つ。
- 断捨離する
- 色はホワイトとブラウンをベースにそれ以上増やさない
- 余白を大事にする
- 照明に間接照明を使う
人は持ち物の2割で生活しているといわれるほど、使わないものを多く所有しています。
それなのにものを維持管理するために多くのストレスと時間とお金を消費しています。
僕の大好きなギターも定期的に磨いて弦を替えなければいけません。
車も所有するだけでなく定期的にメンテナンスが必要。
クローゼットの奥には着ないのに眠っていて場所をとる服ばかり。
これらを維持管理するためにもストレスかかります。
そしてこれらを見かけるたびに

どうにかしないといけないなぁ
なんて考える。
この「どうにかしないといけない→うん、今忙しいから後にしよう」
とただ思うことは、大きなノイズとなり人のエネルギーを奪います。
人は1日に35,000回もの決断を繰り返します。
こちらのページで詳しく解説してる上、論文なども乗ってるので気になる人は見てみてください。
HSP気質の場合は普通の人に比べてノイズが多いので、いらない決断が多くなるわけです。
気がつく頃には疲弊して気力がなくなります。
なのでまずは環境のミニマリズム化をすべきなのです。
断捨離するにあたって捨てるべきものをここに上げていますのでご参考ください。
ノイズを減らすのにおすすめなこと

持ち物を最小化することで、ものの管理やごちゃごちゃした視界のノイズを減らしました。
その他におすすめなのは色の最小化です。
あなたの部屋の中には何色あるでしょうか。
- スマホの色
- パソコンの色
- テレビの色
- テーブルの色
- 壁の色
実は色も視覚のノイズになります。
もちろんセンスがあってちゃんとバランスを考えて作られている部屋というのはとても魅力的ですからこだわっている人はそれでいいと思います。
ただあまりコダワリがない人が適当にものを揃えていくと、部屋の中はすごく色合いの悪い部屋に仕上がります。
そこでおすすめなのが、部屋のカラーを3色に決めることです。
現実には壁とフロアで2色も使ってしまっているので、正直難しい部分はあります。
でもその2色である程度部屋を飾ってしまうと、とても落ち着く空間ができます。
先程僕の部屋を出しましたが、極力色を減らしていて床のブラウンと壁のホワイトを基準色として色を揃えています。
もうちょっと調節はできそうだとは思いますが、僕は非常に落ち着いて執筆や作曲ができます。
基本的に壁とフロアの2色に揃えてしまうことができれば、多少色味が違うものが出てきてもアクセントとして扱えます。
僕の部屋もいくら統一しようともギターのカラフルさやスマホのケースなど、色は自然と増えてしまいます。
このごちゃっとした色味でさえノイズになってしまいますから、3色とは言いつつも2色で収まるように揃えることをおすすめします。
まとめます。
- HSPはノイズに弱い、というか疲れやすい。
- そのノイズを減らすことが一番重要
- ミニマリスト化でノイズはかなり減る
- 色の力も考えよう。
HSPで疲れやすい体質の人こそ、ミニマリスト化して日常生活のノイズを減らすことをおすすめします。
ちょくちょく音楽の仕事をする、髪が長くないと嫌、HSP、人込み嫌い、電車ではイヤホン外せない、ミニマリスト、なのにギター欲しい病な私にピッタリなブログを見つけられました。共感。