現在バンドマン・フリーライターとして活動しながら、会社という決まりに縛られることから逃げながら北陸の田舎の方で潜んでいます。
そんな左官の技術もなければ庭師の経験もない僕が、自宅の庭をDIYで砂利敷きを行ったときの記録です。
これを見ればきっとあなたも砂利敷きを自分でできますよ。
DIY砂利敷き作戦!

さて自宅を建築してからずっと気になってたのが、うちの回りにボーボーに生える草。
このままでは見栄えが悪すぎます。
そして今は時間ならたっぷりありますから、ここに砂利をDIYで施工してやろう!という企画を立てました。
というわけで早速ですが完成図です。


これを大体稼働日4日ほどで完成させました。
必要な道具はこれ

実際にDIYで砂利を敷いていくにあたって用意したのが下記のものです。
- 除草剤
- スコップ
- 一輪車
- 軽トラック
- 防草シート
- カッターやハサミ
- 杭
- ハンマー
- 砂利2t
これらがあればある程度の完成形にはなります。
一輪車や軽トラックは廃土を運搬するのに必要です。
うちは実家が農家をやっていますから一輪車や軽トラックは簡単に借りれました。
一般家庭の方は日取りを決めて、レンタカーやレンタルサービスで一輪車を借りるものありです。
実際に施工していく手順

さて道具の準備、もしくは手配ができたでしょうか。
では実際に庭に砂利を敷いて行く過程を、順をおって説明していきます。
下準備の除草剤
まず下準備として除草剤をまいてやります。
草むしりはかなりの体力勝負ですから少しでも楽をしたいところ。
なのでまずはとりあえず根っこから弱らせる除草剤を購入します。
ラウンドアップのような定番商品も良いですが、より結構安く売ってたプライベートブランドのものを購入しました。
なんども使っていますが、これでも性能は十分です。
これらを庭にまいたら、1、2日放置します。
草が枯れてきたら一気に抜いていきましょう。
草むしり
さて、ここで重要なのは3つです。
- 日に焼けないこと
- 熱中症にならないこと
- 蚊にやられないこと
これらを頭において服装を決めます。
- 長袖・長ズボンに帽子
- 首にはタオルを巻く
- 長靴・軍手も準備
- 安物でいいので日焼け止めを塗りたくる!
これで日焼け対策はバッチリ!
サングラスは日差しを考えると目の周りに形が残りそうなのでやめました。
僕の場合日焼けばかりに気を取られていて、サンダルを履いて作業していたので手や足首など、肌が出てる部分を蚊にやられました。
ですから面倒でも長靴・軍手も準備しましょう。
もちろん熱中症対策の冷たい水も準備です。
準備ができたらゴミ袋を用意して、枯れた草をガンガン抜いて入れていきましょう。

こうなります。
表面の土の処理
草抜きが終わってさぁ防草シートと行きたいところですが、まだ表面の砂利とコケと抜ききれなかった草が残ります。
もちろん土の表面の処理も大事です。
スコップ!

一輪車!

軽トラ!

この3点セットで表面の土をどかしてやることにしました。
無心で土を掘って一輪車に載せて、いっぱいになったら軽トラに運搬。
数えたら嫌になるので何回繰り返したか忘れました。

どん!

デデン!
、、、ん?
・・・・( ゚д゚)ハッ!

キャ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
おわかり、いただけただろうか。
画面中央左側に猫の顔のようなものがこちらを覗いているのがみえる。
はい、うちの猫に不審に思われたようです。
大体草を抜き始めてからここまでは2日ほどで終了し、表面の砂利や土は実家の庭にまいてきました。
ご自分でやられる場合は、この廃土の後処理が大変でしょう。
地域のごみ処理の部門などに廃土の処理法を予め確認しておいたほうが良いです。
防草シート!
やっと防草シートの登場です。
ちなみに今回使った防草シートは我らが強い味方
ホームセンターコメリで売ってた1m×50mで福沢諭吉一人分の防草シートです。
とりあえず売り場にあった中で一番いいやつにしておきました。
防草シートは一度施工するとなかなか張替えなんかできません。
中途半端なやつを使って数年で朽ちるくらいなら、ある程度品質のしっかりしたものを使用して長持ちさせましょう。
通販で探す場合は、このザバーンという防草シートが評判が良いです。
そしてシートを固定する杭とプラ板のセットを70本分ほど購入
しめて\1,2000程です。
更に実家から強力なハンマーも借りて土を痛めつけるには十分な装備。
うちの庭の面積は800cm×150cmほどの地面が2箇所、600cm×100cmほどの地面が1箇所。
ちょうどシートを2枚分ほどの面積だったので、まず敷いてみました。
そして敷きながら雨水等の障害物は、ハサミで切り抜きながらやっていきます。
そしてある程度目安をつけたら、1m感覚に杭を打っていきます
際の方はピッタリ合わせるのではなく少しせり上げて、防草シートから砂利が出ないようにしましょう
そんな感じでガンガン打っていきます。

じゃじゃーん!
なかなかきれいに張れたんじゃないですか!?
足場やエアコンの足の部分はじゃまにならないようハサミでシートを切ってあわせます。
向こう側も。

微妙に見えるこの隙間は、小さく切ったシートで後で埋めました。
ちなみに雨水や水道の配管の蓋はちゃんと顔をだすようにくり抜きましょう!

一旦気にせず敷いてしまってから、カッターか何かで斜め対角線に切込みを入れてそのまま開いただけです。
さて、仕上がったら後は砂利を敷きましょう!
砂利敷きやす
今回砂利は瓦の砕石を使います。
というのも仕事してた頃にお世話になった瓦業者さんがいまして、そこから非常に嬉しいサービス価格で頂きました。
、、、いやぁ実はここが一番価格的に懸念していたところなので助かったです!

これで約2tです。
写真で見ると意外と迫力ないですが実際に見ると結構大きいのですよ。
砂利はホームセンターなどで購入するのも良いですが、運搬も大変だと思います。
瓦の業者さんなんかはこのように砕石を取り扱っている業者さんもいます。
問い合わせてみても良いでしょう。
石川県内でやってみたいという人は、僕に相談いただければこちらの業者さんをご紹介します。
後はこれを一輪車に乗せてガンガン敷いていきます!
ちなみに奥の方から順番にしないと、砂利の重さで車輪が取られ砂利に沈み込んでしまい、前に進めなくなる。
予めしっかり計画して敷いていきましょう。
(敷き終わった後、意外と残ったので途中で追加するのがたいへんでした)
というわけで最初に見たものと同じ画像ですが、完成図です。

ヒャッハー!超いい感じだぜ!

これでほぼほぼ完成ですね。
もう一つの小さいとこにもちゃんと敷けたので意外と2tで十分でした。
ただ瓦の砕石なので、釘やら針金など危険物が出てくるので気をつけないと危ないです。
振り返り

防草シートを敷くのと砂利を敷くのは達成感がありとても楽しかったです。
ただ下処理が非常に地味で大変ですし、ごみ処理もありますからなかなか条件が整わないと難しいでしょう。
さらに専門の業者さんは下処理の際に土を固める作業をしていたと思いますが、僕はそんな道具もないのでやりませんでした。
ただ、4年ほど経った今でも砂利は綺麗なままです。
あと防草シートは地面が硬いところが多いので、最初ドライバーの裏で叩いていたときは差し込めず、イライラしました。しかしハンマーとハサミがあれば簡単に敷けます。
言えることは、道具はかならず揃えましょう。
砂利は雨が降ったりしたら大変ですから天候も考慮して作業してください。
合計で4日ほどあれば作業できました。
ただ今回の作業で日頃の運動不足を痛感。
作業が終わってから5日ほど経ちますが、未だに腕が痛かったり腰が微妙に痛かったりと日頃の運動不足解消にもってこいです。
家の周りの砂利部分だけど、ほっといたら毎年すごい草だらけで歩くのも一苦労。
1シーズンで2、3回は最低草刈りしないと大変なことになるし蚊だって発生するから衛生的に良くないよね。
周りの家は砂利なんかを敷いてるけど、あんなのって簡単にできないかしら?