でも車っておいてあるだけでも結構維持費がかかるじゃないですか。
本当に2台持ちで節約になるのかな?[/st-kaiwa2]
田舎に住んでると車って必需品ですが、田舎だけに娯楽が少ないので良い車に乗りたいという欲望もわきます。
僕の周りも見渡せばイカチイ顔したヴェルファイアやランクルなど、大きな車を持っている人が多いです。
ただ会社までの通勤距離が非常に長く、大きな車にばかり乗っているとガソリン代がすごくかかって大変です。
そこで考えるのが、燃費の良い車を普段の足車として週末にファーストカーにのるという生活です。
燃料代を考えれば圧倒的にお得な感じがしますが、実際には車の経費など諸々のお金がかかるので、実際にはどうかわかりませんね。
どんな使い方だと、2台持ちで節約ができるのかをお話します。
Contents
2台持ちで節約は可能
車って金食い虫だという印象が強く、最近では手放すという人も出てきています。
とはいってもそれは都会だからできる話で、田舎の方面では公共交通がどんどん退化していってるのが現状です。
僕の住んでる場所では、電車の運賃が知らない間に50円も値上がりしていました。
そんな環境ですから、車というのは大事な交通手段になります。
となれば好きな車を維持しつつ、できればお金のかからない方を選びたいというのは当然。
そこで車二台持ちで得られるメリットをまずはご紹介します。
[st-mybox title=”メリット” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]・燃費の良いクルマを選べばガソリン代を大幅節約できる
・軽四やコンパクトカーは比較的消耗品も安い
・車の用途を分けられる
[/st-mybox]まずはこのあたりでしょうか。
燃費の良いクルマを選べばガソリン代を大幅節約できる
貴方が乗ってる車、燃費はどれぐらいですか?
20km/l?
10km/l?
3km/l?
もしあなたが10km/lを切るような大排気量の車やスポーツカーに乗っているのであれば、セカンドカーを用意したほうが維持費が安くなる場合があります。
例えば年間で18,000kmほど走る場合を考えます。
レギュラー価格を130円と仮定すると、8km/lぐらいの車に乗っていれば、燃料代だけで約290,000円かかります。
消耗品とは言え、数値にするとなかなか大きな金額ですね。
それが最近の燃費の良いミライースやヤリスハイブリッドのような車に変えた場合25km/lぐらいは走ります。
となると燃料代は93,000円ほどになります。
つまり約1/3です。
「車の維持費って年間でどれぐらい?維持費を抑える7つのコツ」で軽自動車の維持費をご紹介していますが、軽自動車は年間40万円ほどです。
ただ田舎であれば駐車場台なんてないに等しいですし、ガソリン代も除けば年間で70,000円ほどのお金しかかかりません。
そうするとセカンドカーは燃料代と維持費で16万円ちょいで運用できます。
もちろん別途で車両がかかりますから完全に安くなるとまでは行きませんが、うまく安いセカンドカーを購入すれば燃料代の差額で確実に節約できるでしょう。
軽四やコンパクトカーは比較的消耗品も安い
燃料代もそうですが、大排気量の車って消耗品もなかなかの金額がします。
大排気量エンジンは入るオイルの量だって6Lとか平気ですし、V6エンジンなんかはエアクリが2つついていたりもします。
ランクルなどのディーゼルカーは排気ガスの清浄化のためにアドブルーのようなものも必要だったりしますね。
それが実用的なコンパクトカーであれば消耗品は圧倒的に安くなります。
同じ距離を走って交換が必要になってもオイルは半分の量で済みますし、特別な用品もないですからとてもリーズナブル。
田舎特有の車通勤で距離だけ無駄に走って車を消耗させたくないのであれば、セカンドカーにその部分を担ってもらうのは良いです。
車の用途を分けられる
2台持ちのメリットは、用途を分けられることです。
大排気量ミニバンのベルファイアは、家族で出かけるには最高の車です。
ただ通勤だと一人でしか乗らないので、通勤のお供はその空間に敷き詰められた空気だけ。
こんなもの大量に積んで走っても虚しいだけですし、そのためにこんな巨体を動かすのは燃費にも悪いです。
そこを普段の通勤には小さくて燃費の良いスズキのアルトで走るというのは、とても経済的にも精神的にもメリットがあります。
小柄で運転も楽ですし一人で運転するにはストレスも少なくて良いです。
もちろん普段の車はRX-8のようなスポーツバリバリの車。
でも普段はN-BOXのようなスライドドアと居住性抜群の車内空間で何でもこなせる車に乗るという事ができるのもセカンドカーをもつメリットですね。
ただN-BOXとかは車両価格が高すぎますし燃費も落ちてきますから、節約というメリットで考えた時にあまり意味はないでしょう。
さて、今まで2台持ちの経済的・用途別のメリットをお話しましたが、もちろんデメリットも大いにあります。
それが以下の3つ。
[st-mybox title=”デメリット” fontawesome=”fa-exclamation-circle” color=”#ef5350″ bordercolor=”#ef9a9a” bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]・もともと燃費の良い車を選んでいる場合はメリットがほぼない
・2台分なので特別安くなるということもない
・メンテナンスが面倒
[/st-mybox]では詳しく解説していきます。
もともと燃費の良い車を選んでいる場合はメリットがほぼない
2台持ちのメリットは燃費の悪い車でかかる燃料代をセカンドカーで安くできることです。
もしあなたの持っている車がプリウスやセレナe-powerのような、もともと燃費が良い車である場合はメリットが無くなります。
考えてみれば当然です。
最大のメリットであるセカンドカーとの燃費差がそれほど大きくならないのですから。
例えば毎月1,500km走るとして、4km/lぐらいのRX-8をメインに持っていてセカンドカーに25km/lほど走るミライースを保つ場合。
1,500km÷4km/l=375
375×130円=43,750円(RX-8の燃料代)
1500÷25=60
60×130=7800円(ミライースの燃料代)
差額はなんと月間35,950円です。
ところがプリウスだったら。
1500÷25=60
60×130=7800(プリウスの燃料代)
ミライースの燃料代は先ほどと同じ7800円
ミライースとの差額は0円です。
つまりミライース分のメンテナンス費用がかさばるだけになります。
ファーストカーが何であるかによって、全く意味が異なってくるので注意が必要です。
2台分なので特別安くなるということもない
2台持ちで車の維持費が節約できるというお話をしましたが、結局の所金食い虫の車を2台持つわけですから大幅な節約が見込めるということもありません。
車は置いておくだけでもお金がかかります。
先程もお話した車の維持費って年間でどれぐらい?維持費を抑える7つのコツにまとめてありますが、車の維持には万単位のお金が飛びます。
先程のRX-8とミライースのような組み合わせであれば月間4万円近い差額が出るので軽四一台分ぐらいの維持費は出ますが、クラウンやマークXクラスの場合は全く差が出ないかもしれません。
メンテナンスが面倒
なんと言っても面倒なのがメンテナンス二台分です。
ファーストカーは大事だから常に磨くけど、セカンドカーだからメンテナンスに手を抜いてもいいというわけではありません。
むしろメインの車より距離を走る分、入念なメンテが必要になるでしょう。
もちろんセカンドカーばかり乗っていてメインカーにほとんど乗ってなかったとしても、半年に一回はオイル交換が必要です。
それにあまり乗らない場合は、バッテリーの自然放電による過放電・劣化なども起こりえます。
ですからめんどくさくても定期的に乗ってあげる必要もあります。
車二台持つということは、それらを維持するだけでもお金や時間が取られるわけです。
ですから2台乗って多少節約できる程度であれば、メインの車を一台で乗っていたほうが、好きな車に乗るという気持ち的にも、車の維持管理的にもいいと思います。
足車と週末レンタカーが最高の組み合わせ
めちゃくちゃ燃費悪いけどどうしてもこの車は手放したくない、もしくは旧車など今では決して手に入らない車が趣味なんだ!というのであればセカンドカーがおすすめです。
そうではなく燃費が悪いからとか普段遣いに乗りにくいからという理由であれば、逆にファーストカーを持つのをやめるのもありです。
その代わりに普段は足車を持ちながら、いろいろな車に乗れてメンテナンスの心配もないレンタカーがおすすめです。
その利点は3つ!
[st-mybox title=”ポイント” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]・いつでもピカピカの車
・保険や修理などもしものことを考えなくて良い
・色んな車に乗れる
[/st-mybox]では詳しくお話していきます。
いつでもピカピカの車
レンタカーはお客さんにいつでも貸し出せるように、常にピカピカな状態を保っています。
もちろんいつでも貸し出しできるように洗車も行き届いているのは当然で、大手レンタカーであれば車齢が3年以上の車はほとんどありません。
レンタカー会社は基本的に新車ディーラーと取引を決めていて、ある程度の買取価格が残った状態で売却して新車を仕入れながら運用しています。
これならレンタカー会社にとっては新車の購入はお得にでき、故障したときのメンテナンスなどもそれほど不安になりません。
そのうえ売却してもしっかり利益は残っていますので、新車を運用し続けるのはレンタカー会社にとってもメリットなのです。
車は自分で管理していてもきれいな状態を保つのは大変ですし、ましてやこのご時世に常に新車に乗り換え続けるのも大変です。
それでも手軽にピカピカの車に乗り続けることが、レンタカーであれば可能になるのです。
保険や修理などもしものことを考えなくて良い
レンタカーの良いところは、もしもの時を考えなくても良いことです。
もし運転中に事故があった場合、自分の車の場合は警察や保険会社、修理業者など様々に連絡する必要があります。
その後も代車の手配や相手との示談など非常に面倒なことが多いです。
しかしレンタカーは、会社で保険にかけていますからレンタカー会社に連絡すればすべて対応してくれます。
もちろんレンタカー会社のさじ加減の部分もありますから、予め内容は確認しておく必要があります。
そのほかにもレンタカーは早めにスタッドレスに履き替えていますから突然の雪なども大丈夫です。
地域性がありますが、大事な商売道具を壊されては会社もたまったものではありませんから、車は万全な状態で置かれています。
自分の車だったら「タイヤの状態が悪いけど今年は物入りだし、どうしようかな」なんて悩むこともありますが、レンタカーならそんな必要もないのです。
基本的に新車ですからメンテナンスもほぼ行き届いており、突然故障ということも少ないですから、安心して乗れるというのも大きな利点ですね。
ですのでもしもというような状況で、車に対する不安はかなり解消されるでしょう。
色んな車に乗れる
レンタカー最大の利点は、この色んな車に乗れるという点です。
貴方がお気に入りの一台に乗り続けたいというのであれば別です。
そうでないのであれば、レンタカーは何でも乗れてお得です。
CMなどを見て、一度乗ってみたいと思っていたおしゃれな車から、遠出に向いた燃費の良いハイブリッドカー。
場合によってロードスターのようなスポーツカーやBMWなどの外車にまで乗ることができます。
これらの車を気分で乗り換えるために、自分で維持しようと思ったら非常に大変なことになりますよね。
でもレンタカーならできるんです。
普段は維持費のかからない足車に乗って、週末にはピカピカの良い車に乗って出かけるなんて最高の贅沢ですよ。
さて今回のブログをまとめます。
[st-mybox title=”まとめ” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]車の二台持ちは替えの効かない旧車やお気に入りの一台を持っている人にはおすすめ。
燃費の良い現代の車に乗っている人は、セカンドカーを持っても維持費がかかるだけで無駄。
セカンドカーを持つより、普段は維持費の安い足車で生活して必要な時にレンタカーというのが一番理想。
[/st-mybox]あなたの車はどうですか?
車が必須の生活をしているのであれば、普段は燃費の良い車に乗って気分によって乗り換えられるレンタカーは非常におすすめです。
【うわ、私の車の保険高すぎ。。。】車の保険を見直せば維持費は安くなるのか?
【決着】中古車購入とカーリースとではどっちが良いのだ!