【うわ、私の車の保険高すぎ。。。】車の保険を見直せば維持費は安くなるのか?

ソフィ

車の維持費は高いから少しでも安くしようと調べたら、保険の見直しばかり出てくるにゃ。

確かに安いプランに切り替えたり通販系の損保に入ったほうが安い。

でも事故したときが不安ニャンだけど、そこんとこどうなの?

車の維持費が高い!だから保険を見直そうを思ったけど、通販型は不安。

そう思っていませんか?

正直通販型も代理店がある保険も大きく変わりません。

なぜなら保険の内容は各社ほとんど同じだから、価格も大きく変わらないからです。

だから保険を安くするのであれば「保険の内容」つまり車両保険を外しても気にならない車に乗ることが大事です。

僕の住んでいる地方では、車がないとほぼ死活問題です。

そんな僕らができることは、契約などを見直して維持費をできるだけ下げることだけです。

ではそんな自動車保険を見直す方法をお話します。

車の保険を安くするには車を見直せ

まず任意保険を安くするなら、車を見直すことが手っ取り早い。

車の任意保険は、大まかに4つの内容で成り立っています。

  • 対人賠償は 事故で損害を与えた相手の身体への補償
  • 対物賠償は 事故で損害を与えた相手のものへの補償
  • 人身傷害は 自分の体への補償
  • 車両保険は 自分の車への補償

保険によっては弁護士特約とか個人賠償などといったものもあります。

ただ上記以外の契約は特約といって自動車保険に付帯してつけられる特典みたいなものです。

この場ではとりあえずおいておきましょう。

重要なのは対人賠償・対物賠償・人身傷害だけ!

実は保険で大事なのは上記の3つだけなのです。

まず対人・対物保証は、相手に対する保証です。保険のメインですね。

  • 事故によって人を殺めてしまった
  • 家を倒壊させた
  • 電車を止めてしまった

こんな事故の場合は、保証金として莫大払うことになります。

なのでとくに制約がなければほとんどは無制限でかけてください。

むしろこれは上限をつけても費用対効果は低く、意味はありません。

次に人身傷害保険はご自身の体に対する補償です。

そのためか、安く計算する人が多いです。

ただ人身傷害保険は事故の割合によって左右されやすいので注意が必要です。

とくにつらいのが、過失割合が9:1ぐらいでこっちが悪く、運悪く死んだり障害が残ってしまった場合。

もし治療費などで5,000万円かかったとしても、過失割合的に相手からは1割500万円の保証しかありません。

つまり相手からの十分な保証は受けられないのです。

それを補うために人身傷害をかけるわけですが、もし3,000万円だと手出し大きいですよね。

今までの事案を見てきた感じで、大抵は5,000万円までつけておけばなんとかなる事が多いようです。

なので5,000万円以上でかけていたほうが安心です。

後、車外での事故に対応できるかどうかというのもあります。

でもこういうシチュエーションは相手が悪い場合が多く、医療保険の傷害保険でまかなえる場合が多い。

なので外していても問題ないです。

そして問題の車両保険です

自動車保険というやつは、車両保険の有無で保険料が倍額ぐらい違います。

例えばフルカバーの車両保険。

地震以外の事故であれば全てにおいて修理費を請求できます。

これをつけた保険契約が6万円だった場合、車両保険を外すだけで半額の3万円になったりします。

これは確認してもらえばわかります。

自分の車を修理するだけだというのに、すごい保険料を払う必要があるのです。

すこしでも安くするには、自損事故を保証しないエコノミータイプというものもあります。

ただそれでも1.5倍程度の価格にはなります。

とはいえ車両保険を外すと不安な人も多いでしょう。

これに対する対策はたった一つです。

車両保険がいらないくらいの中古車に乗ることです。

なぜ中古車を進めるのか?

車の保険には市場価格というものがあります。

最初は100万円の価値がある車。

でも年数を重ねるとどんどん価値が下がり、最終的には10万円ほどになってしまいます。

たった10万円の保証を受けるために、毎年3万円ものお金を払うなんてバカバカしいです。

なので保険をかける必要性がなくなるのです。

ピカピカの新車となれば、やはり事故をしたときの修理費や価値の下落が怖い。

しかしある程度価値の落ちた中古車であれば、また買い換えればいいと思えます。

それに事故ったところで価値の下落なんていうほど問題ないでしょう。

  • 自動車保険を安くする一番適切な方法は、車両保険を外すこと
  • 車両保険を外すのに最適なのは、安い中古車に乗ること

新車にのるというだけでリスキーですし、そのリスクを取るために車両保険に入るなんてバカバカしい話です。

保険料の差は、交渉力を取るか値段を取るか

自動車保険を安くする方法は車両保険をなくすこととお話しました。

まぁこれは一般的には受け入れられにくいでしょうし新車に乗りたいという人には酷な話

その他に世間的には保険を安くするには、ネット損保など保険会社を安いところに切り替えるべしというようなことを声高に言ってます。

これはどうなのか?

有りです。

一昔前はネット損保は対応が悪いだの交渉力がないだの散々ないわれようでした。

しかしそんな話は今は昔のこと、とうの昔に過ぎています。

保険は信頼がいちばん重要な商品。

そういった事もあって近年格安の自動車保険もだいぶ力をつけてきました。

なので通販型といえど事故の後の対応は大手に比べても、それほど問題視するようなものではありません。

なので値段を抑えたいのであれば、ネット損保など値段が安いところで十分です。

では大手と格安損保の違いは何でしょうか?

それは交渉力です。

保険事故の場合、交渉力というのはその損保が損するかどうかの重要な交渉です

相手の過失を上げればその分こちらの支払いが減り、利益が出ます。

逆も然りです。

なので大手損保はそのあたりが非常に強いのです

とはいえその保険料を支払うのは我々です。

そして事故して等級が下がるのも我々。

そして交渉が悪くてこっちの過失が増えたとして、こちらの保険料アップの額は変わりません。

だったら最初から安い方でいいじゃん?という話です。

というわけでこういった、保険料保無料見積り・比較できるサイトからネット損保を比較して、安い方に入れば十分です。

僕が見積もり比較をやったときは、営業メールは未だにしつこくきますが、余計な電話とかはないので意外と気にしなくても大丈夫でした。

ちなみに僕は農協で入ってます。

親戚がたまたま農協で働いていただけですけどね。

農協も昔は保険の素人が交渉してたのでクソみたいな対応でした。

でも最近は事故専用のコールセンターができたので、対応力は上がっているそうです。

とはいえ東京海上などと勝負しても勝てないと思います。

でも勝っても負けても等級ダウンは変わりませんから気にしなくて良いのです。

車両保険を外して安い保険会社に入れば十分

車の維持費の中でも大きな割合を占める自動車保険。

保険料を抑えるポイントは以下の3つです。

  • 車両保険をかけなくても良いような車に乗ること
  • 車両保険を外すこと
  • 格安損保に乗り換えること

この3つで、あなたの節約生活は大きく変わります。

なんと言っても年間で3、4万円は節約できるのですから。

新車へのこだわりはない、保険会社に過度なサービスを求めていない。

そんなあなたなら車の維持費を下げることが可能です。

車を生活必需品だと思うのであれば、かかる経費を最低限にして、自分のライフスタイルの向上につなげていきましょう。