【うるさい車でも高級車のような静かさを手に入れる!】車を静かにする5つの方法

ソフィ

車運転してると、やっぱ結構うるさいんにゃ~。

高い車じゃないから仕方ないけど、もうちょっと静かにならない?

静音グッズとか効果あるのかな?

車がうるさいと感じたあなたの乗る車は一体何でしょう?

クラウン?ベンツ?フーガ?

もしそれぐらいの車でうるさいと感じているのでしたら諦めましょう。

それ以上に静かにする方法はありません。

しかし一般大衆者。

軽自動車全般からプリウス、ヴォクシーのような車。

これらであれば、対策を講じることで車体を静かにする方法はあります。

僕もこれまで自分の車で幾度となく静粛性を求め、そして加工してきました。

その実体験やディーラーマン時代の経験を踏まえて、お話します。

車の静粛性を上げる5つの方法

車を静かにすると一言でいっても、騒音の原因は様々。

タイヤのロードノイズや風切り音、エンジンノイズに雨音など、車のノイズはたくさんの要因があります。

そこで車の防音対策には3つの観点から音を消していく考えが必要です。

  • ボディの薄い鉄板に厚みを加えて無駄な共振を抑える制振
  • そもそも入ってくる音を遮断してしまう遮音
  • それでも入ってくる音を抑える防音

下地を塗ってどんどん仕上げていくメイクのようなものですね。

というわけで早速ですが、車の静粛性を上げる方法を5つご紹介します。

  • デッドニング
  • 隙間テープ
  • エンジンルームの対策
  • 風切り音対策
  • タイヤを変える

では詳しく見ていきましょう

デッドニング

車がすきな人であれば一度は興味を持つ、もしくは聞いたことがあるであろうデッドニング

車内の音響を整えるためにドアの共振などを減らし、最適な環境を作ることです。

これには、最初にお話した静音3要素である制振、遮音、防音が込められています。

これを車体に施すことで、大幅な改善が見込まれます。

今回の目的は音響を整えるのではなく静音性を高めるわけです

なのでドアだけでなく、フロアやルーフにも施すことでかなり静かになります。

というか高級車が静かなのは、こういったところに手間や予算がかかっているからなわけですね。

なので少しでも高級車に近づくためにもここは抑えておきたいです。

ただめちゃくちゃ大変ですよ。

ぼくは自分でやりましたが、1日仕事ですしシートを車外に出すときも気をつけなければ車にダメージを与えてしまいます。

まぁ詳しくは日産マーチをフロアデッドニングDIYで高級車のようにする【自分でできます】から見てみてください。

よほど時間があるとかネタにしたいとかでなければ、業者に任せるのをおすすめします。

価格的には10万から20万円ほど見ておけば間違いないでしょう。

もしお金も手間もかけたくないけど、簡易的にでもやっておきたいという場合はこれ。

これなら形どって敷くだけなので簡単です。

ただフロアをバラすわけではないので施工範囲は狭いです。

それに3要素のひとつの共振は抑えられないので、そこまで効果はありません。

リーフに施工した時は、多少は効果を感じました。

隙間テープ

お次は車内に入ってくるノイズを抑えるです。

やることは、ドアの周りについているウェザートリップを強化。

ウェザートリップは、もともとドアとボディを密着させて水が入らないようにするものです。

つまり水が入らないということは、頑張れば音も入ってこないということ

ある程度の車格の車は、このウェザートリップを2重巻きにしてあります。

しかし軽自動車ややすいコンパクトカーだと、1重巻きだったりしますね。

それを増やすだけで耳栓をしたような効果を得られるわけです

それにこれってすごく簡単にできるんですよ。

そう、これを使えばね!

目印とゴムテープを貼るだけなんで、ものの10分程度。

ドア4枚を仕上げるのに1時間もかかりません。

これは意外と効果が高い代物です。

ただ2つ注意点があります。

・ドアが閉まりにくくなる

・窓枠が浮く

ドアが閉まりにくくなるのはしょうがありません。

密閉性が高くなるわけですから、それだけ効果があるということです

もう一つの窓枠が浮くほうが問題です。

僕は昔マーチに乗っていたわけですが、これに施工して3ヶ月ぐらいした頃でしょうか?

真正面から車を見ると、窓枠が外に向かって反ってるんですよね。

これが

こんな感じ。

ゴムの弾力に鉄板が負けて、外に反るわけですね。

まぁ絵は極端な感じですが、車自体にはとくに問題はありません。

ただ気持ち的に微妙な気分ですよ。

ゴムに負ける鉄板なんて。

エンジンルームの対策

次はエンジンルームの遮音です。

エンジンは車自らが発するノイズどころです。

ここを静かにせずに何を防音というのか。

とはいえここもなかなか大変。

エンジンルームの遮音は2つです。

  • バルクヘッドの遮音・防音
  • ボンネットの遮音・防音

この2つを心がけましょう。

ボンネットにはエーモンから出ているインシュレーターで十分です。

これを新聞紙でかたどって、貼り付けてください。

もちろんただの両面テープですから、貼る前に十分に脱脂してから取り付けてくださいね。

もう一つはバルクヘッドです。

このエンジンルームと客間の間ね。

ボディとエンジンルームを繋ぐ場所ですから、車によっては対策してあるかもしれません。

ただ軽自動車とかだとしてないよね。

ただここって手が入りにくい場所なので、無理してやらなくてもいいと思います。

できれば業者さんに任せましょう。

この2つができれば、エンジンルームの対策は完璧です。

風切り音対策

車の騒音で耳にうるさいのがこの風切り音。

さっきの隙間テープでもかなり抑えられますが、そもそも風切り音が小さければなお良いってこと。

で、風切り音には何が良いかというとエーモンから出ているこれですね。

ソフィ

こんなの貼って効果があるなら苦労しねぇよ。

なんて思うかもしれないけど、侮るなかれ。

最近の車って標準でこうなってたりするから!

アクアを持ってるわけじゃないんで画像は拝借者です。

あの1円でもコストカットを目指すトヨタが取り入れているわけですから、間違いない!

取り付けも簡単。

昔乗ってたリーフにはつけてたんだけど、風切り音はたしかに静かになった気はする。

近々プリウスにつけて実験してみます。

タイヤを変える

車のノイズ。

エンジンの次にノイズを発生させるのがこのタイヤです。

まぁ当然ですよね。

唯一接地している部品です。

道路の歪みやヒビなどから振動を作り上げてきます。

タイヤにはノイズとなるものが2つあります。

  • ロードノイズ
  • パターンノイズ

この2つね。

ロードノイズは静音を気にする人なら一度は聞いたことあると思う。

ボディ全体を振動させる低音側のノイズです。

パターンノイズとはタイヤのトレッド面、つまり接地している部分の溝が原因で起こるノイズです。

あそこが空気を圧縮さs(ry

むずかしい話は置いといて、タイヤには音の鳴りやすい形となりにくい形が有るのです。

ここの対策は、残念ながらコンフォートタイヤに替えるしかありません。

ちなみにBSやミシュランは高音側のパターンノイズに強い。

そしてヨコハマやダンロップは低音側のロードノイズにつよい傾向があります。

あなたにとってどちらのほうが気になるかを予め確認してください。

それからそのノイズに強いメーカーのコンフォートタイヤを買うと求める性能に近づけます。

その他のタイヤは、、、ちょっとわかりません。

静音グッズよりもまずタイヤ

車を静かにする、5つの方法をご紹介しました。

そのなかで一番効果的と言えるのは、タイヤの見直しです。

もちろん車体自体の静音化は、やれば効果が出るのは間違いありません。

しかしそれは、永遠に続くノイズとの応酬話法の始まりなのです

対策をして風切り音が減った。
ん?なんかロードノイズが気になる。
フロアデッドニングをしてロードノイズが静かになった。
ん?今度はエンジンの音が気になるぞ?
エンジンもどうにかしたら、やっぱりまた風切り音が気になる。

このようにどこか一箇所だけを対策すればいいというものではありません

メーカーが作った車の状態というのは、巨額の開発費をかけて作り上げたものです。

なので万人がそれほど気にならないという状態を作り上げています。

うるさいかもしれませんがある意味黄金バランスなのです

バンドのアンサンブルと同じですね。

ギターが聞こえないからといってギターの音量をあげたらベースが隠れてしまって聞こえにくくなる

ベースをあげたらドラムが聞こえなくなってドラムが叩く強さを上げる。

そしたらキーボードが聞こえなくなってキーボードの音量も上げる。

といった具合に、全てマシマシになっていきます。

そんななか。

タイヤというやつは、地面と接地していて一番直接的に振動や音を発する部分

それをコンフォートタイヤに変えるのは、バンドからギターをなくすようなもの。

ハッキリ一番目に見えて効果があります。

ただタイヤって、一番金がかかる上に消耗品。

なのでなかなか手が出せないです。

そこでネット通販でタイヤの格安販売をしているオートウェイで安くタイヤを融通するのも良い。

それに気にならない人なら、ヤフオクで中古タイヤを導入してみると良いでしょう。

ちなみに僕はヤフオクで中古タイヤを導入してます。

ではどんなタイヤを買うと良いのか?

僕視点で見た、タイヤのおすすめをいくつかご紹介します。

高周波が気になる人

ブリヂストンならレグノGR-XI

BSのフラッグシップタイヤのレグノGR-XⅡ。

まぁ万能です。

高周波にはもちろん、低周波にも強くてさすが日本のタイヤ。

静粛性を求めるなら、間違いなくこれが一番といえます。

ミシュランならPRIMACY4

ミシュランのフラッグシップタイヤであるPRIMACY4。

静粛性はどうでしょう?気持ちレグノのほうが静かに感じるかな?

しかしそれを補って有り余るほどの安定性はさすがミシュランです。

低周波が気になる人

ヨコハマならアドバンデシベル

ヨコハマのフラッグシップコンフォートタイヤであるアドバンデシベル。

低周波が気になるならこれしかない。

最近ではレグノより性能がいい!といわれるほど実力をつけてきてます。

この3つが僕の中でトップでおすすめしたいタイヤです。

選ぶ基準は以下の通り。

  • 静粛性を極めたいのであればレグノが良い
  • 走行性能とのバランスを考えるならPRIMACYが良い
  • 低周波を消したいならアドバン

ちなみにダンロップはおすすめしません。

安ければ何でも良いというのであればそれでも良いです。

ただタイヤの質も微妙ですし、高周波も気になる。

吸音スポンジで静粛性を作り出してるそうですが、逆にあれがないと静かにならない程度のつk(ry

というわけで、今回は車を静かにする方法をご紹介しました。

普段から車に乗る時間が長い人ほど、検討してみてね!

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