【節約diy】日産マーチのトランクルームのサビを修理する

ソフィ

スペアタイヤをチェックしたら、
フロアが錆びて大変なことになってたにゃ。

でも今更保証もない古い車だから
お金かけて直すのも気後れする。

自分でなんとかできないものですかにゃ?

車のサビはがんやゴキブリみたいなもので、
少し見えたらかなりの確率でかなり進行してます。

とはいえ古くなった車
ましてや見えないところにわざわざ金かけて
修理なんてお金がもったいない。

しかしそのまま見て見ぬ振りでは
さらに進行していきますから、
気づいたからにはどうにかしたい。

なので今回はお金をできるだけかけずに
トランクルームの錆びをDIYで修理します。

ここでは修理で使ったものと
直した方法を解説していきます。

サビの修理に必要なものたち

まずは錆びた部分をどうにかするために
必要な道具を揃えていきましょう。

僕が使ったのは以下のものです。

  • マイナスドライバー(サビを削るのに使いました)
  • あら目のサンドペーパー(150番代、サビを削り取る)
  • 錆転換剤(サビの進行を止めます・下にリンク載せます)
  • アルミテープ(ボディの穴を塞ぐのに使います)
  • パテ(塞いだ穴に盛ります・下にリンク載せます)
  • サーフェイサー(塗装して防錆します)
  • 新聞紙(無駄なところに塗料が飛ばないように養生用)
  • 養生テープ(新聞紙はるのに使います)

ちなみに錆転換剤とはボディにできた赤錆を
強固な黒錆に変えてしまい、
サビの進行を止める薬剤です。

パテはアルミテープの上から
塗り込んでいく予定なので、
厚塗りタイプのパテを用意しました。

錆びたボディを修復していきます

こちらは以前雨漏り対策を施したマーチくん。

雨漏りは収まってくれたんだけど
その溜まった水でサビたのです。

これをちゃんと抑え込まないと
人間のガンみたいなもので、
徐々に体を蝕んでいきます。

内装のパネルを外していく

まずは、サビを落とすにも塗装するにも
じゃまになってくる内装パネルを外していきます

ここを参考にしてください。

K12マーチはシンプルなコンパクトカーなので
簡単に剥がしていくことができます。

でも内装パネルはパズルのようになってるので
無理やり外すと爪が割れたり
ボルトが割れたりします。

上の方から気をつけながら外してください。

まぁ一度雨漏り修理のときもばらしてるので
なんの問題もなく簡単に剥がしていけます。

マーチのサビを除去する

まずはマーチの
トランクルームにあるサビを消していきます。

達成感的に、でかいやつから
消したほうが気持ちいいです。

まぁ消すっていうか、
車載工具のマイナスドライバーで
勢いと根性でガンガン削っています

紙やすりじゃ埒が明かないので、
表面サビをマイナスドライバーで
削ろうとしたんですね。

するとなんと車体に穴が!

ある程度は表面サビだけでとれたんだけど、
トランクルームの一部は腐って終わってました。

参った!

もう焦りすぎて写真とるも忘れたくらい

とりあえず
空いてしまったものは仕方ない。

とりあえずまずはサビを削ることに集中。

大きく膨れ上がった頑固なサビを落とし終わったら、
次は小さなサビをサンドペーパーで削っていきます

これが意外と重労働です。

150番ぐらいのあら目のサンドペーパー
サビの表面をどんどん削っていきます。

さて、一連の流れで一通りサビを落とし終わりました。

錆転換剤を塗って錆を抑え込む

ではお次は多少残ったサビたちを
そのまま防錆しちゃいます。

ホルツの錆転換剤のおでましです。

最初に説明したとおりで
赤錆の部分に塗ると強力な黒錆になって
サビの進行を防いでくれる代物です。

ケチってもまた使うことはないだろうから、
とりあえずふんだんに塗ることに。

塗ったばかりは透明な液体ですが、
塗ってしばらく時間が経つとこんな感じになります

赤い部分が真っ黒になってしまえばOK!

サビの進行を抑えたなら次、
空いてしまった穴を埋める作業へ移ります。

穴を埋めていきます

サビを削るとき、
ぶち抜いてしまったトランクルーム。

次はそこを埋めていきす。

ここからが今回のメインコンテンツですが、
この作業は外から見える部分ではないので

雑にいきます

丁寧な仕上げは考えていません。

穴埋めの手順は以下の通り。

  • 患部周辺をガラスクリーナーで脱脂
  • 内側から程よい大きさに切ったアルミテープを貼ります
    このときしっかり脱脂してないと剥がれるからね!
  • 貼り終わったら上からパテ盛り

テキトーなダンボールの上に
1剤と2剤を出してヘラでしっかりとこねこね。

で、アルミテープの上から
塗りたくった結果。

まぁ見える部分じゃないし、
そんなに気負う必要はない。

アルミテープが浮き上がらない程度に
厚く塗ってあげましょう。

ちなみに、
隣に黄色いシーリングが見えると思いますが、
これメーカー出荷時の状態からこんな感じです。

見た目を気にしても仕方がないのです。

これが乾いたら最終仕上げ。

塗装です。

サビをサンドペーパーで削ってるで、
金属面が出ている部分は多々あります。

というわけで次は最終仕上げの塗装です

トランクルームに塗料を塗るぜ

ちなみに、
塗装というより防錆ですから
色付きは必要ありません

なので下塗り塗料である
サフェイサーを塗ったくります。

というわけでまずはマスキング!

はい、
マスキングテープとかいっときながら、
ガムテープと新聞紙で適当に貼ってます。

いや!ほんとは
マスキングテープあったほうがいいです。

ガムテープだとあとが残るからね!

この後きれいにするの大変でしたから

というわけで養生したので
スプレーでガンガン塗っていきます。

シューっと塗っていくとこれが、

こうなりました。

さらに厚塗していきます。

ん、バッチリ!

後は塗料が乾くのを待ってもとに戻すだけです。

てかマスキングも適当で、
車内に入らないことを第一に考えたけど、
あの状態だとボディにもついてそう。

とりあえずすぐに洗車した

というわけで今回は
マーチのサビ除去手術の回でした。

これだけテキトーな作業ですが、
半日程度の時間と2,000円足らずの
出費で修理ができました。

板金に持っていけばきれいに仕上がりますが
数万円はかかるコースです。

これで十分でしょう。

このあと、
内装の全バラシに味をしめて、
フロアデッドニングも施工しています

よかったら見ていってね!

ではまた!