維持費の安い車はどれ?!目的別に選べるTOP3!

ソフィ

うちの周りってコンビニもスーパーも歩いて1時間以上はかかるんだよね。

だから生活していく上でどうしても車が必要なんだけど、移動手段にお金かけたくない。

なんか安く維持できる車ってないの?

ただの移動手段である車にお金をかけるよりも、自分の生活や趣味のためにお金をかけたい。

だからお金のかからない車がほしいと悩んでませんか。

今回は、維持費を抑える車の選び方や目的別の維持費の安い車、そして最強のコストパフォーマンスの車をご紹介します。

地方に住んでいると車はほぼ必須で「車には興味ないよ」という子でも軽自動車ぐらいはないと仕事にもいけません

究極の節約カーをご紹介します。

維持費の安い車を決めるには、自身の車の使い方を把握しよう

ソフィ

とりあえず維持費抑えるには安い車を買えばいいんでしょ?

安い車っていえば軽自動車だから、それを選んでおけば間違いないじゃん

そう考えて安直に軽自動車を購入すると、無駄にお金がかかってしまいます。

維持費の安い車を選ぶときに重要なこと。

走行距離がほとんど伸びないという人は税金関連を優先

走行距離が非常に多い人は燃費の良い車もしくはメンテナンスコストが安い車を選ぶと良いということです

まずは以下の3つを確認しましょう。

  • 車両区分によって違う自動車関連の税金
  • 走れば走るほどかかる燃料代
  • メンテナンスのときにかかってくるお金が少ないメンテナンスコスト

車の維持費を考えるときには、この3つの項目を考えてから選ばなければいけません

例えば燃費の良いハイブリッドカーのプリウスと、維持費の安い軽自動車で人気の高いN-BOXを比較していきます。

まずは年間にかかってくる税金です。

 N-BOX1年間プリウス1年間
自動車税¥10,800/年¥10,800¥39,500/年¥39,500
重量税¥6,600/2年¥3,300¥32,800/2年¥16,400
自賠責保険¥21,140/24ヶ月¥10,570¥21,550/24ヶ月¥10,775
年間¥24,670¥66,675

年間でかかる税金関連は、N-BOXが24,670円プリウスが66,675円と両者には42,005円の差額が出ます。

これを見た時点でどちらがお得かどうかわかりますね。

圧倒的にN-BOXです

では次に、走行距離を加味してみましょう。

燃費比較サイトのe燃費によると、実燃費はN-BOXは16km/l、プリウスは24km/lとなっていますからそれで計算、そしてガソリン価格を130円/Lとします。

 N-BOX1年間プリウス1年間
自動車税¥10,800/年¥10,800¥39,500/年¥39,500
重量税¥6,600/2年¥3,300¥32,800/2年¥16,400
自賠責保険¥21,140/24ヶ月¥10,570¥21,550/24ヶ月¥10,775
燃料代(18,000km)¥146,250/年(16km/l)¥146,250¥97,500/年(24km/l)¥97,500
合計¥170,920 ¥164,175

比較すると表の通りです。

なんとプリウスのほうが維持費が安くなってしまうのです

月に1,500kmを超える人、つまり年間に18,000km程走る車でよく出かける人は税金の差額を覆してしまうほどの差が出てしまうのです

つまり維持費が安いと思われがちな軽自動車も、年間走行距離が多い場合はなんと維持費が逆転してしまいます。

このように走る人と走らない人とで車の選び方が大きく異なってきます

さらにもう一つ、メンテナンスコストというものがあります

これは車を維持していく上でかかる消耗品の問題です。

例えば近年燃費の良さと走りの力強さで見直されているマツダのディーゼル。

ハイブリッドカー並みに燃費良く、力強い加速が魅力です。

燃費とパワーのイイトコどりですが、車のメンテナンスで必要な一定の走行距離や期間ごとに交換が必要なエンジンオイルがあります。

ディーゼルエンジンのオイルは実は曲者で、クリーンディーゼル対応の特殊なオイルです。

なのどぇオイル単価が高く、さらにディーゼルエンジンはオイルがガソリン車の倍ほど入ります。

そのためオイル交換の費用が非常に高いのです。

それに対してこちらも話題の電気自動車。

電気自動車は複雑なエンジンやミッションなどと言ったものがない。

もちろん定期交換部品も少ないので、放置しておいても定期交換部品はないに等しいものがあります。

どちらが維持費が安いかと言えば、これも一目瞭然です

つまり維持費の安い車を選ぶときに重要なこと。

走行距離がほとんど伸びないという人は税金関連を優先

走行距離が非常に多い人は燃費の良い車、もしくはメンテナンスコストが安い車

選ぶ必要があるということです

維持費の安い車を目的別でご紹介

走る距離が少ない人、走行距離が非常に多い人、メンテナンスのかかりにくい車を選びたい人。

それぞれの維持費を抑えるべき項目がおわかりいただけたと思います。

では次に、それぞれにおいておすすめな車をご紹介していきます。

ほとんど乗らない人におすすめの車

年間走行距離がそんなに多くない人は、税金の安い軽自動車であれば問題ないでしょう。

そんな中でもおすすめの車をご紹介していきます。

エブリィバン

suzuki:https://www.suzuki.co.jp

第1位はエブリィバンです。

エブリィバンは軽貨物に分類されるため年間の自動車税が5,000円と軽乗用車の半額です。

そのうえ、車検も常用と変わらぬ2年毎ですから、維持にかかる税金はトップクラスに安く済ます。

燃費の悪さに目をつむれば、維持費はある意味最強です。

スペーシア

suzuki:https://www.suzuki.co.jp/

いくら軽貨物車が税金が安いとは言え、軽乗用車の方が乗り心地や実用面、燃費性能において優位なのは代わりません。

その中でも燃費性能が特に優れているのがスペーシアです。

軽自動車唯一のハイブリッドシステム搭載ということもあり、実燃費も20km/l近い数値で実用性は抜群です。

パッソ

TOYOTA:https://toyota.jp

軽自動車は安全性や動力性能でどうしても不安だという人は、乗用車で一番サイズの小さなパッソという選択肢もあります。

軽自動車に比べると維持費は上がりますが、燃費は良いですし税金の差額が年間で3万円ほどですからそこまで大きな金額ではありません。

安心料も兼ねるという人はこの選択肢もありでしょう。

燃費の優れた車

とにかく走行距離が多いという人は、とにかく燃費がいい車を選ぶと間違いありません。では燃費の良い車はどれでしょうか。

ヤリス

TOYOTA:https://toyota.jp

燃費で評判の高いアクアやプリウスなど競合を抑えて、トップに躍り出たのはトヨタのヤリスハイブリッドです。

国内ではヴィッツの後継車として登場したこの車は、最新のハイブリッドシステムによって実燃費が30km/lを超えると評判です。

走行距離が多い人で維持費を抑えたいという人は、この車一択と言えるでしょう。

マツダ2

MATSUDA:https://www.mazda.co.jp

ディーゼルエンジンを搭載した唯一のコンパクトカーで、燃費性能はもちろんのこと、軽油を使うので燃料代も抑えられる車です。

短距離走行ばかりの人がディーゼル車を使うと調子が悪くなりがちです。

長距離をよく走る人にこそ使ってもらいたい車です。

プリウス

TOYOTA:https://toyota.jp

もちろん燃費の良い車と言えばプリウスは定番です。

高い燃費性能と大きな車体でゆったりと乗れる車格なので、乗車時の疲労感の軽減にも一役買います。

燃費と乗り心地の両方を兼ね備えたいという人は、プリウスがいいかもしれません。

メンテナンス費用のかかりにくい

車を維持していく上で避けられないのが消耗品の交換などのメンテナンス費用です。

それらがかかりにくい車を紹介して行きます。

リーフ

NISSAN:https://www3.nissan.co.jp

電気自動車リーフはエンジンやミッションがないので、油脂類の交換はほとんどありません。

ブレーキパッドの消耗もほとんどないので、かなりメンテナンスフリーに近い車です。

どれだけ走ってもオイル交換などの不安を考えなくてよいのはとても楽ですね。

ミライース

DAIHATSU:https://www.daihatsu.co.jp

ガソリン車であってもメンテナンスコストは抑えられます。

特にミライースなどのようなコストの関係で安い部品が多く使われる軽自動車は、メンテナンスコストがやすくなります。

タイヤサイズが小さいので交換となっても安いですし、オイルも入る量が少ないなど、走るだけ走ってもメンテナンス代は意外とかかりにくいです。

アクア

TOYOTA:https://toyota.jp

ハイブリッドカーも電気自動車と同じく、回生ブレーキなどのおかげで消耗品は少なく抑えられます。

特にアクアは車格が小さいので部品は比較的安価ですし、エンジンオイルの交換頻度も多少抑えられていますから、メンテナンスコストは安くなります。

実はすべてを兼ね備えた最強の車

ここまで維持にかかる税金、燃費性能、メンテナンスコストなど様々なシーンで車をランキングしてきました。

実はこれらをすべて兼ね備えた、維持費最強の一台があるのです。

それはアルトバン

SUZUKI:https://www.suzuki.co.jp

このアルトバンは節税・燃費・メンテナンスコストのすべてを兼ね備えています

まず軽貨物車ですので、自動車税はエブリィバンと同じく年間5,000円です。

さらに燃費性能は5MT車であれば実燃費は25km/lほどといわれており、ハイブリッドカープリウスに匹敵する性能です。

もちろん部品の安い軽自動車ですから、メンテナンスコストもかなり安いです。

近場に何もない地域でどうしても車が必要だけど、極限まで維持費は抑えたいという人。

そんな人は、アルトバンはかなり強力なパートナーとなってくれるでしょう

今回は実用性よりも維持費を優先するという人向けに、維持費の安い車の選び方とコスパ最強の車をご紹介しました。

もちろん維持費だけが車の魅力ではありませんから、今回の記事を参考にして”自分の生活を豊かにする”車選びをしてみてください。