でも現実には地方っていう立地や日々の仕事、何よりバンド機材を持ち運んだりすることを考えると、自分のライフスタイルにはどう考えても車は必要。
少しでも車を節約しながら保つ方法はないかな。[/st-kaiwa2]
フリーランスで生活しているとこういったツイートや動画をよく見かけます。
世間の常識は、なるべく捨てたほうがいいと思う。
例えばですが、自動車ローンとかって、かなり厳しくないですか。仕事への移動手段を買うために、ローンを組み、車検でもお金が減り、また駐車場でもお金が減る。選択肢として微妙な気もします。田舎で働くなら車は必須とかって、疑うのもあり😌— マナブ@バンコク (@manabubannai) August 3, 2020
僕も固定費を削るときには車の必要性をかなり考慮しました。
しかし現実田舎に住んでいたらどう考えても車は必須です。
都会の感覚では歩いてすぐにスーパー、地下鉄、バスなど普通にあるし、生活するにあたって車が必要になるのは週末ぐらい。
むしろ激高な駐車料金を考えるとじゃまになるだけ。
しかし実際田舎ではカーシェなんて言葉もないですし、いうほど近所さんとの距離も近くない。
ついでにいうと
「コンビニ?ああ、電車に乗って二駅先にあるよ。」
「駅?バスで10分のところさ。まぁ次のバスは3時間後だけどね。」
ということがザラにあります。
そこで車を持たなくてはならない我々が車を節約して乗るための方法を、元ディーラーマンの目線からお伝えします。
Contents
車にかかるお金を節約する方法6選

車は安い中古車だろうと、高級な新車であろうと無条件に維持費がかかります。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]・税金
・燃料代
・任意保険
・車検
それも毎月継続してというより一定期間中にドカンと来るお金が多いので、漠然と金かかるなと思いつつもあまり毎月の負担などと考えることはないのではないでしょうか。
しかし実はこちらの記事で書きましたが、車を維持していくと一般的な1500ccの車で月々およそ20,000円ものお金がかかります。
ではそれらを節約する方法を見ていきましょう。
維持費の安い車に乗って節約
今現在車を購入する段階で悩んでいる人は、基本的に維持費がかからない車を選ぶことが重要です。
あなたの現在のライフスタイルにもよりますが、車には必ずかかる税金や乗れば乗るほどかかる燃料代など、様々な方法でお金がかかるようにできています。
そこで、車の選び方は2つです。
あなたが今現在ほとんど週末ぐらいしか車に乗らないけど、カーシェアもないしどうしても必要だという人は税金の安い軽自動車。
とにかく毎日仕事などで走り回ることが多いという人は燃料代の安く済むハイブリッドカーを選ぶという選択肢が良いでしょう。
という場合は、これらのいいとこ取りをした「アルトバン」を購入するのがベストです。

詳しくは維持費の安い車の記事を参照ください。
任意保険を見直して節約
これも非常によく言われる車の節約法の一つですね。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]・保険内容の見直し
・保険会社の見直し
自動車保険の見直しは2つの段階が必要です。
保険内容の見直し
まずは保険は確実に必要なもの以外を削ることから始めましょう。
車の保険で重要な補償は3つです。
[st-mybox title=”ポイント” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]・相手に対する「対人・対物補償」を無制限に入れておくこと
・自分の体に対する「人身傷害補償」をできれば5000万円で入れておくこと
・弁護士特約をつけておくこと
それ以外の補償はおまけだと思ってください。
車両保険は、事故などで自分の車を修理しなくてはならなくなったときに使える補償ですが、金額が高い割に内容が薄すぎます。
という意見もあるかもしれませんが、そもそも車は人を殺せる凶器であるからその扱いには免許が必要なのです。
その上でぶつけることが多いというのであれば、運転技術向上に務めるかすっぱり車はやめたほうがよいです。
無謀な借金までして新車に乗っているのでなければ、車が事故で壊れてしまってもすぐに別の車が用意できるか修理できるはずです。
「車がアイデンティティだ」という人以外は、車はあくまで道具だということを忘れてはいけません。
保険会社の見直し
その上で大手の代理店を持つ損保会社ではなくネット系損保や共済に入るのが良いです。
大手損保会社は確かに代理店という制度があり、対人サービスで安心できるかもしれません。
しかし保険会社の立派なテレビCMや都心に並ぶ高層ビルに並ぶ大手保険会社の看板などの分余計なコストが掛かっており、値段が高いのです。
あのコストは利用者の保険料から賄われています。
昨今の保険サービスはレッカーなどもサービスに入っていることがほとんどで、損保会社の事故受付に連絡をすれば車の移動から示談の手配まですべて行ってくれます。
無駄な代理店を通す手間もいりませんから、ネット損保を使いましょう。
車検の場所を変えて節約
車は購入したメーカーのディーラーで受けているという人は、車検を出す場所を検討してみてください。
ディーラーの車検は高いと言われますが、その理由は以下の3つです。
[st-mybox title=”ポイント” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]・予防整備をするので、必要ない部品も変える
・車検での利益を重視し始めている
・メーカー直系というインセンティブ
[/st-mybox]ディーラーでの車検は予防整備がモットーで、車検を受けてから今後2年間トラブルがないように乗ることを考えて整備をすることが基本ですから、消耗品がまだ1年以上使えるものであったとしても交換を勧めてきます。
それに最近では新車の売れ行きが悪くなっていることもあり、車検などの整備で売上を補填しようという方策に変わってきていて、車検時には燃料添加剤やオイルの添加剤など必要かどうかわからないようなものも勧めてきたりします。
それをホイホイと受けていれば車検代が高くなるのは当然です。
ディーラー車検はメーカーの看板を背負っているという自負もあってか、値段が高いのは当然という態度もあります。
定期的に整備を受けて状態が悪いときは整備工場に持っていくという人は、そもそも事前整備はそこまで必要ありません。
「あまりにも車検が高い」と悩む人は、他の整備工場と比較してみましょう。
一人で遠出するときは車を使わないで節約
旅行など遠出するとなると車が良さそうですが、実は電車やバスのほうが安くなることが多いです。
車に乗って遠出すると言うのは、思いの外コストパフォーマンスが悪いです。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]・目的地までのガソリン代
・割高な高速料金
・目的地での駐車料金などなど
自分で車で行ったほうがお得だと思っている人もいるかも知れませんが実は全くそんな事はありません。
例えば僕の住む石川県から大阪のユニバーサルスタジオジャパンまで行くとしましょう。
高速料金 金沢西IC→瀬田東 7620円
駐車料金 3,000円/日合計で12,790円
車で行くだけなのになんと片道で13,000円もの金額がかかるのです。

それに対して高速バスはどうでしょうか?
なんと車で300kmもの距離を疲労をためながら走って大阪についたところで高速バスなら2往復もできるのです。
しかも勝手に走ってくれるのでとても楽ですし、4人までなら車で行くよりもバスで言ったほうが安いです。
車で無駄な遠出はやめましょう。
エコランを心がけて節約
車を運転するときには、急という言葉のつく運転をしないエコランを心がけましょう。
急がつく動作といえば以下の3つです
[st-mybox title=”ポイント” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]・急アクセル
・急ブレーキ
・急ハンドル
こういった動作はエネルギーの無駄遣いですし、そのエネルギーの発生源といえば燃料ですから、それを補うために結果的に無駄な燃料の消費が増えます。
もちろん状況に応じて必要な場合もあるかもしれませんが、普段からこんな運転をしている人は燃費の悪さもさることながら、車への負担が増えるのでタイヤの減りが早くなったり故障を早めます。
トータルで良いことはありませんから、癖になっている人はできるだけはやく改善しましょう。
燃料を入れるスタンドを決めて節約
車に燃料を入れるスタンドを一箇所に決めておくことで、燃料代の節約に繋がります。
とりあえずどこでも良いから安い場所で給油していると、色んなメーカーの燃料が混ざってしまってあまり良くありません。
ガソリンは各メーカーで保護剤や洗浄剤など添加剤などの配合が違い、燃料の質も違ってきますからできるだけ混ぜないほうが良いのです。
それに安いスタンドを求めて走るということはそれだけ無駄に運転してしまうことになりますし、値段を見て走っているということは注意散漫になっていますから事故のリスクが上がります。
通勤や買物など普段走る道筋の上で燃料を入れるスタンドを決めておいて、そこでメール会員やクレジットカードなど燃料が安くなるような方策を打つことで、割と地域の最安値に近づきますから十分に節約になります。

カーリースで節約
都心から会社の都合などで地方へ引っ越してきて、期間限定でどうしても車が必要になった。
そういう人は期限を決めて車を借りられるカーリースという選択もあります。
新車を買うと莫大なお金がかかりますし、また戻るときには車を手放す必要があります。
かといって安い中古車に乗るのでは故障が不安です。
カーリースであれば基本的に新車から選ぶことができますから補償も万全、車両代を全額払うわけでもなく月々の予算から車を決めることもできます。
それに自分の車にはなりませんから仕事と割り切って安いバンみたいなものに乗れば節約にもなります。
最近では自動車保険もコミコミで契約できるSOMPOで乗ーる(そんぽでのーる)という選択肢もあります。
愛着を持ちたくないという人にぴったりですよ。
お好きな車を定額で【SOMPOで乗ーる(そんぽでのーる)】
田舎で車を持たずに生活するには

車を維持する上で大事な節約方法をお話しましたが、それでも維持費がかかるのは変えられない事実です。
では逆に田舎で車を持たずに生活する方法はないのか、方法を探していきます。
地方でも比較的都会の方に住む
石川県などの比較的田舎の地域でも、金沢という県庁所在地に行けば電車もバスも十分に走っており、スーパーや薬局なども近くにありますから実は車がなくても生活できます。
その代わり家賃が高くなってきますから、車を持って田舎の方に住むのと比較すると割と同程度になることが多いです。
車に乗るというリスクから開放されていのであれば、住んでる場所の比較的栄えている場所に転居することで車から開放された生活ができるでしょう。
駅近の物件に住む
周りになにもない田舎であっても、駅の真横の物件などであれば電車一本でどこでもいけます。
まさに僕の住んでる家は駅の真横のような場所にあり、電車さえあれば買い物も飲みにもいけますし、非常に便利です。
ただ1時間に一本程度しか走っていないうえ、都会とは違って一駅の距離が10kmほど離れています。
なのでもし車内で寝て乗り過ごしたりすると地獄を見ます。
とはいえ正直何らかの理由で車が持てなくなったとしても、なんとか生活できるかな?とは思っています。
会社の近くに引っ越して車通勤をなくす
通勤に必ず車を使うという人は、思い切って会社のすぐ近くに引っ越すというのもありです。
「なんで会社のためにそこまで」と思うかもしれませんが、通勤のためだけに車というコストの塊を持つことを考えたら、引っ越すだけでそのコストがなくなるのです。
会社の近くが十分に生活できそうな環境であれば、検討してみても良いでしょう。
バイクを持つ
車の代わりに排気量250cc以下のバイクに乗るというのもありです。
排気量250cc以下のバイクというのは車と違い車検はいりませんし、税金や燃費なども非常に安いです。
とはいえ車と同じで乗れば乗るだけ整備が必要ですし、保険の加入なども必要ですからあまり車を持つのと変わらないかもしれません。
それに事故での死亡率は車の3倍です。
案として出しておきながらも、あなたの命が大事ですからおすすめできません。
キャリーカートやバックパックを持つ
バンドマンなどはエフェクターボードとギター、そしてパソコンや資料など多くの荷物を持ち運ぶ必要がある人も多いでしょう。
どれだけ電車で一本と言われても、重い荷物ばかりだと車がないと厳しいです。
その場合はリュックサックとキャリーカートを持ってみてはどうでしょうか。

このような感じでギターとエフェクターボードを運ぶことができますし、それ以外にも大型の荷物は余裕です。
その他の荷物が必要であってもリュックサックであれば両手はふさがりませんし移動は非常に楽になります。
車は持ちたくないけど、バンドマンは車が必須だと言う人は一度検討してみてはどうでしょうか。
とはいえ現実はなかなか厳しいです
正直1番の地方の都心部に住む以外は現実的ではありません。
どのスタイルを選んだとしてもそれなりの我慢が必要になってきますし、駅近という環境で車が必要ないかもと言いながらも僕が車を手放せてない以上、あまりこのあたりの話は説得力がありませんね。
基本的に地方で住む以上は車を持つということを前提で考えておいたほうが良いでしょう。
【車、手放せる?】車を手放して節約できる人と地獄に落ちる人の違い
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