エフェクターのコンプレッサーってなに?使い方と効果を説明します。

ギターエフェクターのコンプレッサーは、音を均一にするとかかならずかけるとか聞くけど、正直セッティングしてみてもいまいち音の違いがわからないにゃ。

なんかよくわかんないし手っ取り早く使い方教えて!

コンプレッサーを使ってもいまいち音の変化がわからず「わけがわからないけど、とりあえず定番らしいからボードの中にいれている」なんてことになっていませんか?

実はコンプレッサーは使い方で演奏をとてもうまく聞かせることができるエフェクターなのです。

なぜなら弱いピッキングも強いピッキングもできるだけ均一な音響にするので演奏のムラが無くなりますし、全体的な音量を上げるのでギター単体ではできないようなロングトーンを得ることもできるので、動きの多いライブではある程度割り切って演奏ができます。

ただコンプレッサーはエフェクターの中でもかなり定番ですが、歪み系やモジュレーション系とは違ってわかりやすい変化がないので、なれないうちは使い方もよくわからないエフェクトです。

そこでシンプルなコンプレッサーを使ったわかりやすい解説をしていきます。

ここではコンプレッサーの簡単な説明と使い方、そして僕のセッティング例をご紹介していきます。

コンプレッサーの仕組み

コンプレッサーのつまみ

セッティング例

まずコンプレッサーって?

コンプレッサーの働きは、ギターのクリーントーンアルペジオの音量を均一に整えたり、ソロギターのサスティンを伸ばして音色に厚みをもたせるなどの効果を発揮します。

コンプレッサーの仕組みは、

  • 大きな音が入ってきたら音量を下げる
  • 小さな音が入ってきたら音量を上げる

端的に言うとこんな感じです。

ただこれでは非常にわかりにくいですから、昔掲示板で見たコンプレッサーのわかりやすい説明を載せます。

  • 居間でテレビを見ていてヒートアップして、どんどん音量を上げる。
  • そしてある一定の音量になった時、オカンに”うるさい!”と怒られ音量を下げます。
  • ある程度オカンが落ち着いた頃に、またもとの音量にもどす。

これがコンプレッサーの動きを簡単に説明する内容です。

ここで言うと、テレビの音がギターの音でオカンがあなた、そして音量操作をしてくれるのがコンプレッサーです

強く弾いても弱く弾いてもだいたい同じ音量になるように調整してくれるので、粒の揃った上品できれいな音を奏でることができるのです。

逆に言えば音が安定するので、なんかうまくなったように錯覚させてくれるツールでもあります。

ちなみにぼくはベースの宅録をする時、アタック感をほぼ殺してしまうほどガッツリコンプレッサーをかけています。

コンプレッサーのつまみについて

コンプレッサーのツマミについて解説します。

コンプレッサーの仕組みはわかってもつまみの意味がわからないと設定できません。

先程のオカンの音量設定に合わせてつまみの項目を説明していくので、イメージしやすいと思います。

コンプレッサーのツマミでよく出てくるのが以下の4つです。

  • スレッショルド
  • レシオ
  • アタック
  • リリース

ではコンプレッサーによく出てくるつまみの内容を説明していきます。

スレッショルド

スレッショルドは圧縮を始める入力値を設定する項目で、最初の説明で言うところのオカンがキレる音量です。

この値を低くすれば小さな音からコンプレッサーがかかります。

ただギターエフェクターの場合、ほとんどで固定値になっていますから、あまり気にする必要もないでしょう。

レシオ

ここは音をどれだけ圧縮するかの設定で、オカンに怒られなくなる音量を設定するつまみです。

音をガッツリ潰して全面に出したいのであれば数値をおっきくすればよいですが、できるだけ自然な感じを残したいのであれば程々にしておきましょう。

アタック

これはスレッショルドを超えたとき圧縮をし終わるまでの時間で、いうなればリモコンで音量を下げ終わるまでの時間です。

これを速くすれば圧縮までも速いので落ち着いた音色になりますし、遅めればアタック感が前に出ます。

ここはユーザーの好みが強く出る部分ですから、つまみとして必ず付いています。

リリース

そしてリリースは、圧縮した音量を元の音量に戻すまでの時間のことです。

テレビを元の音量に戻すまでの時間ですね。

もとに戻すまでの時間といいましたが、圧縮した音量より小さな音を自然に聞こえる音量まで増幅し、伸びやかな音にしてくれるつまみでもあります。

そうギターエフェクターでアタックに次いでおおい設定つまみのサスティンですが、これでフィードバックとまでは言いませんが、クリーントーンでも歪ませた音のように伸びやかできれいなソロをきかせます。

ただ小さい音を増幅するわけですから、ノイズも拾ってしまうので使い所には注意が必要です。

コンプレッサーの使い方の例

さて、コンプレッサーの設定つまみについて説明してきました。

それじゃあ次は実際にどんな設定にするとどんな効果が狙えるのか。

そのへんを見ていきましょう。

ダイナミクスを大事に

コンプレッサーで音は整えたいけど、やはり生音らしいダイナミクスは大事にしたい。

という、どっちにもいい顔をしたい欲張りさんはいますか?

この場合はアタックを14時ぐらいにして、サスティンもノイズが気にならない程度に大きめにしましょう。

アタック感が強くて前に出やすく、芯の強い音になります。

そうすることでクリーントーンやクランチサウンドであっても、伸びやかで表現力豊かなソロを響かせることができます。

均一な音がほしい

ダイナミクスもいいけど、粒の揃った音量で上品なアルペジオを弾きたいという人もいるでしょうか?

その場合はアタックの値を10時ぐらい、サスティンを程々にしておきましょう。

そうすると均一な音量で、上品なアルペジオや、コードストロークが可能となります。

ついでにトーンのつまみで高音成分を上げてあげると、とてもきれいなアルペジオになりますよ。

歪ませる?

音の粒を揃えたり、ソロの艶やかさを演出したりと地味だけど効果のあるコンプレッサー。

しかし使い方次第で歪ませることも可能です。

アタックを最大の設定にし、サスティンも最大すると、音が歪みます。

ストラトなんかじゃあ難しいですが、レスポールなら微妙に歪んだ感じが出ますね。

まぁだからどうだってわけではないのですが。

通常の歪み系のエフェクトでは味わえないコンプレッサーのクランチさを体験したい。

そんな人はぜひ試してみて下さい。

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