30プリウスって意外に燃費が悪い?

ソフィ

燃費といえばプリウスよね。

中古車市場もだいぶこなれてきたし30プリウス良いなと思うんだけど。

調べてみるとあんまり燃費が良くないって聞くよ。

実際どうなの?

プリウスは完全に運転次第で変わるね。

でもコンパクトカーより良くなるなんて考えちゃだめよ。

僕は現在EV車のリーフやMT車のマーチを経てHV車のプリウスに乗っています。

リーフは電気しか消費しないから燃料代なんて上の空。

そしてマーチはMT車だったということもあり、長距離を走るときはなんと21km/Lと半端ない数値を出していました。

普段は17km/L前後だったけどね。

そんな優れた燃費に慣れきった僕はマーチからプリウスに乗り換えた時、さぞかし良い燃費で走るんだろうなと期待していました。

しかし思いの外燃費良くない。

もちろん一般的には良い数値です。

1.8Lの普通車で20km/L以上の数値は出ますし、走りもそんな不満ではないです。

でもマーチやリーフのような感動はない。

というわけでプリウスの燃費が悪い理由と燃費を改善する方法を考察します。

ちなみにこの記事は30プリウスの話であって、50プリウスとは勝手が違います。

多少は役に立つかもしれませんが過剰な期待は禁物です。

なぜ燃費が伸びないのか

さて、燃費がいいと言えばプリウスですが、燃費が伸びないとよく言われる現実。

ハイブリッドカーは燃費がいいというスタンダードを作り上げたプリウスが、一体なぜなんでしょうか。

アクセル・ブレーキ操作

プリウスの一番の燃費功労者は減速のエネルギーを充電して再び走行に使うリサイクル機能です。

まずここテストに出ます。

従来のガソリン車が減速するときは、ブレーキパッドをローターにこすつけて消しゴムのように削ります。

この時スピードが熱エネルギーへと変換され、待機中に放出します。

つまり減速という行為はエネルギーを捨てることなのです。

そこをプリウスはブレーキやアクセルオフで、モーターの何やら難しい理論で減速中のエネルギーを電気にします。

そしてバッテリーに回収して、モーターを動かしたりエアコンを効かせるのに使うのです。

つまり捨てるはずのエネルギーを使っているのです。

そんなプリウスでもブレーキも強くふめば、回生充電の枠を超えてブレーキパッドを作動させます。

すると普通のガソリン車と同じように、熱にして大気放出です。

これではもったいない。

というわけでまず一つ目。

プリウスはブレーキ操作に注意が必要です。

もう一つ。

プリウスは基本的に燃費良く走るためのハイブリッドカーなのです。

そのため発進時や加速に、できるだけ燃料を消費しないよう制御しています。

ただこれがかったるい!!

プリウス乗ったことある人ならわかると思う。

普通の2000ccの車とかと比べると走ると走り出しがめちゃめちゃ悪いんだ。

となると普通の考えならアクセル踏み足すよね。

でも遅いよね。

踏みたすよね。

燃料消費の輪廻です。

欲望を我慢できないソーローのような人には、プリウスは向かないのかもしれません。

速度域

道路を走っていると「金太郎飴でも転がってるのか?」と思うほどプリウスが走っています。

そんなプリウスって、なんとなくすげースピードで走ってるイメージありませんか?

僕はあります。

プリウスって40km/hで走るやつか120km/h以上で爆走するやつかっていう両極端なやつばかり。

まぁ目につくだけだと思いますが、こんなんだからプリウスミサイルって言われるんですよね。

まぁそれはおいといて。

いくらプリウスの燃費が良いとはいえ、100km/hとか120km/hで走ってたら全く意味がない。

これではバッテリーやらモーターやら無駄に大荷物を積んだ重いガソリン車です。

もともと速度を度外視して飛ばしたい人は普通のガソリン車に乗りましょう。

あとプリウスで車高短にしてマフラー4本出しにしたりしてワークスみたいなエアロくんでる人。

それ絶対車選び間違えてるから!

こんなの。

10:15モード燃費

30型プリウスが作られた2009年頃って今とは燃費の計測方式が違ってました。

現在では実際の環境に限りなく近づけたWLTCモード燃費ってのが増えてきてる。

その前はJC08モード燃費。

その前は10:15モード燃費が使われていたのです。

プリウス30は、その2世代前の10・15モードの計測方式です

でもこれって、本来は燃費を計測するものではないのです。

排ガスの基準を定めるためのものです。

燃費は後付。

しかしいつからか環境に良い車を買えってことでエコカー減税や補助金が横行し始めました。

すると各社少しでも減税の恩恵にあやかろうとします。

その結果メーカーがやり始めたこと。

「10:15モードの測定でいかに良い燃費が出せるか」

ここにばかり焦点が置かれ、その計測に合わせたセッティングの車が増えまくりました。

ただこれは実際の走行環境に合わせてるわけではないので超いい加減です。

30プリウスはそんな甘々な測定の10・15モードで35~38km/Lの数値です。

現実的ではない走りで計測するわけだから、この数値も夢物語です。

でも実際にカタログにそう書いてあったら期待するよね??

まぁそれがまずいってことで、実際の環境に近づけたJC08やらWLTCモードなどに変わっていきました。

まぁだから実際の環境下では最初っからカタログ値を期待するのは間違ってるのです。

燃費を伸ばすには

なぜプリウスの燃費が伸びにくい、燃費が悪いと言われる理由がわかったでしょうか。

ただ悪いというだけなら簡単です。

次は燃費を伸ばす方法を考察していきます。

ハイブリッドインジケーター

まずプリウスで注目してもらいたいのがメーターの一番見やすいところにあるこのハイブリッドインジケーターです。

アクセルを踏めば右に動き、ブレーキを踏めば左に動くメーター。

これで自分がいかにエコに走っているか、無駄に走っているかが見えてくるのです。

まずはこれを見て操作することになれましょう。

ちなみにブレーキはチャージエリア内で操作できるのが理想です。

そうすることで、できるだけエネルギーの回収に努めます。

チャージエリアマックスだと無駄が多いので、半分から3分の2位を目安にすると良いです。

走り出し

どんな車でもそうですが、走り出しというのは無駄が多いです。

従来の車は、まずエンジンの回転を上げて車を動かせるほどのトルクを発生させる。

そして変速機と半クラのような状態でつないでエンストしないようにタイヤを動かす。

ある程度の速度が乗るまでこの状態を続けなければならないのです。

つまり捨てるエネルギーが多いのですよ。

かといって避けることはできません。

そう、ハイブリッドカー以外はね!

ハイブリッドカーはこのムダばかりの発進の動作をモーターで行うことができるのです。

しかもその電力は捨てるはずだった電力が主です。

なんて経済的なのでしょう。

それでは説明していきます。

まずプリウスの発進はできるだけ意識してモーターだけで発進します。

そのために重要なのが最初に出てきたハイブリッドインジケーター。

発進時のアクセル開度はこれが半分を指すまでに抑えておきましょう。

そうすることでモーターだけでの発進が可能となります。

そして20km/hほどになったらアクセルをふみ足しします。

このときインジケータのエコエリア内にいっぱいになる程度で加速します。

エンジンを回しすぎるのは燃費に良くない気がしますが、実は効率の良い回転数というのがあるのです。

難しい話はなしとして、インジケーターのエコエリア内であればその回転数に抑えられています。

なのでその間であれば、いっぱいまでふみましょう。

逆に中途半端なアクセル開度はエンジンのポンピングロスに繋がり、これもエネルギーの無駄になります。

狙った速度になったらあとは速度を変えない巡航を心がけてください。

もし車にあるのならクルーズコントロールがおすすめです。

タイヤの状態

発進のコツが掴めましたか?

これでも十分に無駄は減ったと思いますが次は車のハード面を見ていきましょう。

車のハード面と言えば低燃費オイルやらバッテリーもあります。

さらにはキャパシターのようなあやしいオカルトグッズのようなものまで色々出てきますね。

しかしそんなものより重要なのがタイヤです。

プリウスのタイヤは標準で195/65R15、もしくは215/45R17です。

大きければ見た目もかっこいいですし、制動距離や安定感もあります。

ただ燃費のことを考えると太いタイヤというのはただの抵抗です

プリウスの中には燃費に特化したLグレードというものがあります。

このグレードは車体の軽量化やアンダーカバーなど燃費対策がなされていますが、タイヤサイズは185/65R15と細くなっているのです。

タイヤは細ければ接地面積が小さくなり摩擦抵抗は減り、摩擦抵抗が減れば燃費が良くなります。

ソフィ

細ければ燃費がいいことはわかった。

でも燃費のためにタイヤを変えるほうがマネーがかかるし意味がないじゃん。

当然ですね。

ならば接地面積を減らせば良いわけですから、空気圧をより高めにセットしましょう。

風船の空気が多いほうが、たわみにくいのと同じです。

乗り心地を度外視するなら300kPaぐらい入れてもいいでしょう。

こちらも接地面積が少なくなるので燃費は良くなる傾向にあります。

ただし、これは燃費と引き換えに制動距離や乗り心地などを犠牲にします。

その辺の折り合いが自分の中でつくのであれば試して見る価値はあるでしょう。

ちなみに僕は標準でついてたのもありますし、値段が安いので今後も185/65R15を使います。

ただし空気圧は前220、後200の乗り心地使用です。

燃費も重要ですが、自分の価値観も重視しましょう。

滑空走行

プリウスの燃費走行を検索すると必ず出てくるのがこの「滑空走行」。

かっこいいですね。

まるで忍者のようです。

ただ実際にはそんなかっこいいものではないです。

アクセルの踏み具合でチャージにも加速にもならないニュートラル状態を作り出すギリギリを狙う走りです。

走行中のハイブリッドインジケータ。

アクセルから足を離すと、少しですがチャージの方にメーターが動きます。

これをアクセルを若干踏みたすことでチャージをなくして、全くの無負荷の状態を作りだそうというのがこの滑空走行です。

まさに革命のような言い方ですが、正直僕はまだ使い所は把握できてません。

チャージしないとは言え車の重さで減速しますし、下り坂であれば加速していきます。

イマイチ掴みどころのない走りです。

唯一信号で止まりそうかなってとき、減速もしたくないが加速は無駄という場面で役立ちます。

最大70km/h

さて覚えているでしょうか。プリウスの燃費測定法は10:15モードだということを。

その10:15モードの燃費測定で出てくる最高速度は70km/hなのです。

つまりその速度内で走ることでプリウスは最高の燃費がでるようにできています。

ただ一般的には高速道路などでの経済速度は80km/hだと言われています。

なので車の燃費が良い速度と言えばこの速度が一番良いという印象ですが、実はそうでもない。

僕のプリウスは、80km/hで走ると燃費は大体23km/Lぐらい。

それが60km/hぐらいで走ると33km/L近い数値まで伸びます。

なぜかといえばプリウスのモーター制御は、74km/hまではモーター走行が可能です。

そのため巡航中も60km/hであればモーターとエンジンを切り替えながら走りますが、80km/Lだと常にエンジンが掛かっています。

ハイブリッドの意味がなくなってきますね。

つまり燃費良く走るためには10:15モードのメインである、60km/h前後を中心にしてプリウスを制御する必要があるのです。

それ以上の速度で走って燃費が悪いなんて言うのは、実はふつうの事なのです。

燃費よく走ろう

以上が燃費向上講座となります。

まとめますと。

1,タイヤは転がり抵抗の少ない
  185/65R15のサイズがベスト。

2,発進はモーターを中心に
  加速はエコエリア内でしっかりと。

3,ブレーキもチャージエリア内で
  半分ぐらいを目安に。

4,速度は60km/Lあたりを中心に。

5,滑空走行を使える場面があれば
  どんどん活用しよう。

これらを意識することでプリウスの燃費はバンバン伸びます。

僕の体感としては重要なのは速度域でした。60km/hというのはプリウスにとってとても快適な速度です。

さぁこれであなたも快適ハイブリッド生活☆

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