5月13日に「Sanctuary…」をYou Tubeにて配信しました。
戦うよりも逃げること
この楽曲では立ち向かう勇敢さよりも、生きるために逃げるという生物らしさを称賛しています。
いつの時代も大きな事を成し遂げる人は称賛されます。
しかし逃げることはなぜか非難される。
それっておかしいことじゃないですか。
火事でも地震でも、身の危険が起きたら逃げるべき。そして生き延びるべきなのです。
生きることこそ称賛されるべき。
特にいろいろな人の言動や常識にがんじがらめにされやすい日本人。
社会はそんな我々を都合よく使うために、様々な側面から常識という言葉を使って押さえつけてきます。
でもその中には確固たる自分というものを秘めてる人は大勢いるはず。
自分として生きるために勇気を出して逃げること。
それを応援したいという楽曲です。
曲ができるまで
まず楽曲のイメージを考えます。
楽曲イメージは先程の通り、外圧が強すぎて自分を出すのが苦手な主人公。
自分の中に暑いものを抑え込んでいている、戦っても勝てないし傷つくだけだから自分の戦えるステージを進む。
どちらかと言うと確実に踏みしめていくというイメージからミドルテンポのロックバラードに決定。
イメージができたので、僕の場合まずサビメロから考えます。
ここはもう考えるとしか言いようがないですね笑
そしてメロがだいたい固まってきたらサビのコード進行を考えます。
サビなのでメロを活かせることを考えるとだいたいパターンが決まってきますね。
そしてサビがある程度形になったら全体的なリズム譜とコード進行を考察し、ワンコーラス作ります。
サビ以外の部分ではテンションコード使ったりして緊張感とかいろいろ考えながら作ってます。
今回はこの時点でA-B-サビという形にとりあえずなったので、次にAメロとBメロの作成。
これで大体の楽曲の全体像ができます。

ここからアレンジを考えていきます。
まずはイントロをどうするか。
導入は大事ですから、サビ先・メロ弾き・フィルインなどいろいろ試してみます。
今回は内に秘めた情熱の灯火ってことで、漏れ出すような音をイメージです。
それに合わせて楽器隊を追加。
シンセやリズムパターンを打ち込んでいき、全体的なイメージを鮮明に。
そして通して聞きながらCメロや間奏、AメロBメロの配置などいろいろ試します。
でもやっぱりA-B-サビは定番的に強いですね。
導入-緊張-メロディみたいな感じが好きです。
それと同時に楽器全体の音圧やバランスを確認します。
サビよりAメロが盛り上がるっていうのは微妙ですしね。
これで楽曲の大まかなイメージの完成です。

では実際にrecしていきます。
今回はボーカルがいる予定だったのですが、諸事情により脱落。
急遽ボーカロイドの巡音ルカさんに参加してもらいました。
ベタ打ち以外で使ったことないのでまだまだ調声は甘いですが、それなりになったのではないでしょうか?
そう思いたい。
そしてギターを実際にrec。
すでにイメージは仕上がってるのでほぼその通りに弾いていくわけです。
でもやってる内に変えたくなったりしたら遠慮なく変えます。
それが良いと思えたら何でもやってみるのです。
ギターをソロはここぞとばかりに弾きまくります!
だってほぼここのために楽曲作ってるようなところありますしね笑
いつもはベースも弾くのですが、今回はデジタル感を出したかったのでベースも打ち込みました。
あとはミックスしてマスタリングして、完成です。
絵はおりょうさん(@esraggro1)に依頼
楽曲のイメージができた時点でMVも作りたかったので絵がほしい!
そこでうちのバンドメンバーであるおりょうさん(@esraggro1)に依頼。
大体のイメージを伝えてから
何パターンか下書きのデータなどを送ってもらう。
そこからこれといったものをもとに作成開始。
いやー彼の仕事は速くて素晴らしかった。
次も是非お願いしますね( ^ω^ )ニコニコ
というわけでもう一度リンク貼っておくので、ぜひ聞いてみてください!
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