
もう価格は余裕の天城越え状態だよな。
よし、今回は僕のもってる
MFG-22について語ってやろう。
20歳のころ。
いつかはZEMAITIS
そう思ってはや〇〇年。
- メタルトップのギラギラ感と繊細で美しい彫金
- それほど世間に出回ってない感じ
アイデンティティを常に追い求め
る自分にとってZEMAITISは憧れの的でした。
あなたもそんなZEMAITISの魅力に
やられてしまった一人なのでしょう。
ZEMAITISのどこがいいのか?
どのモデルがどう違うのか?
歴史の長いZEMAITISは
コピーや本家も複雑でわかりにくいです。
そこで今回は、
ZEMAITISのブランド事情の触りと
僕が購入したZEMAITIS MFG-22の
情報まとめ&レビューをしていきます。
今から購入を検討している人にも
参考になればいいですね。
ZEMAITIS ブランドついて
ZEMAITISってひとくちにいっても、
その歴史の長さといざこざで複雑です。
そのため

最近のZEMAITISはパチもんだからさ
持ってる価値ないよ
なんて知ったかするやつもいます。
ではなぜそういわれるのか、
ちょっとZEMAITISブランドの
ギターについて触っていきます。
まずはZEMAITISというギターは
ZEMAITIS氏が作ったギター
です。

ZEMAITIS氏はもともと王家御用達の家具職人で、
その人が趣味で作っていたギター。
それがまぁ美しく、
多くの著名なギタリストたちが使いだし、
気づけばブランド化していたわけですね。
しかし、
寄る年波に抗えないのが人間。
自分の跡を継いでくれる工房を探します。
そこで、
われこそはと手を上げた工房の中から
ZEMAITIS氏の出した
厳しいライセンスの条件をクリアして、
ほぼ本家と同じようなギターを作ったのが
Greco(神田商会)でした。
Greco(神田商会)がZEMAITIS氏からライセンスを受け、
本家と同じように作り上げたギター初期ZEMAITISブランド。
主にトニーズコレクションといわれたギターたち。
この2つはおそらく、
ギターにうるさい人達を
黙らせられるZEMAITISなのではなかろうか。
今ではどちらも骨董品のようなもので、
特に本人が作ったものは
庶民には手が届かない価格で
取引されています。
そして次から上げるZEMAITISは
Greco(神田商会)の独自路線なラインナップ。
- GrecoがZEMAITISのライセンスを受けた際に
ギター製造の抜け道を探って作った
GrecoZEMAITIS - 比較的最近展開さていた
カシミア・アンタナス・カスタムショップ - そして近年展開されている
ZEMAITISブランドって感じですね。
GrecoとしてもZEMAITIS氏の遺言を通そうにも
ホンマホ(木材)は手に入らないし、
彫金も手彫りなんてやってたら時間かかるしで
正直厳しかったでしょう。
ZEMAITISを生存させるためなら
多少の妥協は必要だと思います。
まぁ、工業製品として作るなら
致し方なしだと思います。
ちなみに僕の使用してる
MFG-22もこの辺のモデルです。
とまぁ
ZEMAITISはギターというよりも
芸術品的な価値が高いため、
一般的なギターよりも価格は高くなっています。
僕としても

それくらいの値段なら
Gibsonの松本モデル買うなぁ
なんて思ってたりもしましたね。
ZEMAITIS MFG-22について

さて本題。
このZEMAITIS MFG-22ってギターは
2020年7月というコロナ期真っ只中に
発売されました。
調べたところ、
アメリカ市場での販売を中心に
全世界展開されて発表されているようです。
ほんとよくわかりませんが
アメリカ人好みのZEMAITISってことなんかな?
ちなみに今も普通に新品で購入できますが、
6年ほどの販売期間の間に何度か
値段が改定されており
発売当初
税別325,000円で売られていましたが、
現在では
税込462,000円となっています。
10万円以上値上がってやがる。
ちなみに僕は中古での購入でしたが、
あまり状態のいいものではなかったけど
それでも現在の販売価格の半額ぐらいで購入している。
なので投資的な目論見で
このギターを購入する意味はないけど、
そこまで大きく値落ちしてないことからも
購入しても大損することはないだろう。
ギターの内容を見ていくと、
ボディはセレクトアフリカン・マホガニーに
リーフモチーフの彫金が施されたジュラルミントップ。
ネックもマホガニーに指板はエボニーで
スケールは635mmとZEMAITISの謎スケール。
ピックアップはZEMAITISオリジナルの
DragonClassic
重箱の隅をつくように見ていくと
ワンピースネックであったり
プラスネジを使っているなど
本家や上級モデルとは作りが違うところはある。
ただね、
そこまで本家忠実なものを求めてないなら
仕様としては文句なしの素材だし、
作りも丁寧できれいだし十分すぎる性能。
とりあえず
なんといってもこのギターの良いところは
こんなルックスなのに日本製というところ。
アメリカとかイギリスなど海外勢の仕事って
価格が非常に高い割に内容が雑で、
正直信用できないんですよね。
Gibsonを高い金出してまで
買いたくないのはそういう理由もある。
つうの人はそこがいいらしいですが。
でも今のZEMAITISなら安心して使える。
日本製のものは、
道具としてこれほど信頼できるものはない。
作りが良くてかっこいいギターが欲しい人には
ちょうど良いんじゃないでしょうかね?
このギターのいいところ!

ではでは、
このZEMAITIS MFG-22を
実際に弾いていて
いいなと感じたところを紹介します。
デザイン性
まぁZEMAITISの魅力圧倒的1位は
デザインですね。
彫金やら真珠張りやらアバロンインレイやら。
フェンダーのストラトが圧倒的機能美としたら
ZEMAITISは人間の作る完璧な造形美です。
抱えているだけで満足感があり、
なんなら自分はギターの背景である気がしてきます。
ギターに弾かれないように頑張りましょう。
安定感
やはり圧倒的安定感。
フジゲンとかもそうだけど
日本製のギターの信頼感は半端ないです。
- 四季折々のなか、なかなか動かないネック。
- ちゃんと動かしたら動かしたぶんだけ調整できる部品。
- かっちりとして狂いのない電装系。
- 狂わないチューニング。
これほどまでに頑丈というか、
扱いやすいギターはさすがですよ。
知名度
持ってみて意外だったのが
その知名度。
ライブ等で使っていると
- 布袋さんの使ってるあれやないですかー
- このZEMAITISやろう
- お、君のギターZEMAITISじゃん!
みたいな感じでギターの話を振られることが多い。
今までいろいろギター持っていったけど、
ギターの話題なんてほとんど振られたことないのに。
これがZEMAITISの魅力なのかもしれません。
微妙なところ

絶賛しまくりのこのギターですが、
もちろん微妙なところもあります。
スケール長の違いでテンションの感覚がずれる
とりあえずZEMAITISで気になったのがこれ。
レスポールモデルとストラトの中間スケール。
いつもレスポールを使っていた僕としては
ちょっとのことでチョーキングがしづらい時がある。
かといって09-42のゲージを張ると、
それもまたちょっと違う。
まぁこれは慣れでしかないですね。
ジュラルミントップのメンテ
お次はメンテ問題。
金属の磨き。
普通にポリッシュで拭くだけなんだけど
木材と違い、残ると黒ずむ感じがする。
それこそ仏壇を磨くとき、
ピカールの拭き残しのように
残った部分が微妙に黒ずんだりする
気がする。
あと彫金されている中に
墨入れされてるんだけど、
あんまりゴシゴシすると
それも落ちそうで
あんまり気合い入れて
ゴシゴシできない。
ZEMAITISじゃない!とかいわれる問題
正直普通に良いギターなので、
難点が重箱の隅をつつくような
微妙ポイントばかりなのだが、
その最たるものが
今のZEMAITISは偽物問題。
まぁ言いたいことはわかる。
でもそれ以上でもそれ以下でもない。
BMWミニがミニといえるか
それぐらいの問題だと捉えている。
ZEMAITIS MFG-22と合う人

というわけで私はお宿にまでこのギターを連れ込むほどですが、
これからMFG-22を購入しようと思ってる人、
以下の3点を念頭に入れておけば良いと思います。
本家とか気にならない人
現代のZEMAITISは、
たしかにやっかみを受けやすい立場です。
デザイン重視のためどうしても高価になので
なんかコスパ悪いギターみたいにいわれるし、
世間的にはZEMAITISのパチモンてき扱いですし、
買えない人の僻みだろうけど
カッコ悪いなんていわれたりもします。
ただし、
これらはだいたいネット上の人たちの言葉。
なのでまったく気にする必要もない。
俺は俺の欲しいギターが一番じゃい!
そんな人ならば問題ないと思います。
デザインも作りも欲しい人
ZEMAITISの良いところは
デザインと作りの良さです。
そうですね車でいえば、
フィアットのパンダのデザインが好きだけど
イタリア車は正直故障とか怖い。
そうだ、トヨタのシエンタを買おう!
っていうような感じはある。

本家がいいのは当然だけど、
日常的に使うものなんだし、
普通に安心して乗れる車が欲しい
みたいなイメージですね。

本家のギターがもう買えないor
品質が心配という人に
安心安全の国産ギターです。
というわけで、ZEMAITIS MFG-22でした。
購入を検討中の方。
参考になればと思います。











最近ZEMAITISのギターが気になるにゃ。
でも結構高いよね。
さすがに高いから良いギターなんでしょね?