
webライターギタリストの慎二です(@shinjiDOS)
webライターで独立して2年。ブログと並行してやってきました。ブログはwebライターにとって仕事を受ける上での実力を見せる一つの指標であり、SEOや文章力など自分のスキル磨きの場所となります。
ですからwebライターをやっているからと言って、ブログのPV数は必ず伸びるというわけではありませんがブログは必須科目と言って良いでしょう。
webライターはブログをやるべき理由をここではお話していきます。
Contents
webライターがブログをやるべき理由

結論から言うと、webライターはブログはやるべきです。
まずフリーランスとして生きていくからには、労働収入から少しでも開放されて資産の構築を念頭に置かなくてはなりません。
webライターは基本的に依頼をもらってライティングし、それを納品してお金をいただく、いわゆる労働収入です。会社感覚やアルバイト感覚で働くには良いですが、やめてしまったら生活費は途切れてしまいますから、いつまでも働き続けなくてはなりません。
その点ブログの場合は、マネタイズを考えていけば収入にもなりますし、それ自体が自分自身を表す積み上げ式の資産となっていくのです。ブログ自身があなたの信頼を構築させるものとなりますし、収入モデルとして構築できれば自動的にお金を作ってくれます。
つまりwebライターとブログでは、同じライティングの作業ではありますが、中身が全然違うのです。
そもそもwebライティングの依頼自体、依頼主にとっての資産を作り上げる仕事を外注しているという側面があります。ですからライターであるならば自分のポートレートとしても、アフィリエイトやブロガーのマネタイズの実態を掴むに置いても、非常に良い勉強になるのです。
そしてもしマネタイズがうまく行かなかったとしても、そういった知識を持っているwebライターは依頼主からしても貴重な人材ですから、文字単価の交渉材料としても見込めるでしょう。
そして有名なライターさんは、ほとんどがブログをやっているといっても過言ではありません。
たとえば執筆屋として活動しているあんちゃさんはまじまじぱーてぃというブログを運営していますし、炎上ブロガーとしても有名なはあちゅうさんもアメブロで常に上位です。お二方とも本を出版していますね。
そしてwebライターとしてはとっとこランサーさんは、有名なクラウドソーシングサイトのランサーズで獲得報酬ランキング2位を獲得しているなど、とてもすごい人ばかりです。
こういった方々はライター業はもちろんですが、ブログでも常に高いPV数を獲得しており、こちらから仕事の依頼も当然来ているでしょう。
webライターはその文章力が武器なのですから、それを使って自身のメディアを作り上げていくことは非常に重要なのです。
ブログをやることでライターがえられること

webライターはブログをやらなければならないというお話をしました。
ではwebライターがブログを始めることでどういったメリットを享受できるのでしょうか。
メリット
まずはwebライターがブログをやることで得られるメリットを見ていきます。
仕事を受注しやすい
大きなメリットの一つとしては、仕事が受注しやすくなることです。
一つの案件に二人の応募があったとして、方やなにも情報のないwebライターで、こちらがブログを実際に運用していて、こういった目に見える実績がある場合、実績のある方に声をかけたくなるのは当然でしょう。
実際僕もブログでは車の記事をメインとして書いていたこともあり、クラウドワークスでは自動車系メディアの方であれば比較的早い段階で話が付き、長く付き合いをもたせていただいていました。
ブログをやっていることで仕事は受注しやすくなるのです。
ブログを書くのはライティングの練習やSEOの勉強などにとても良い
自分のブログの構築は、webライターとして必要なスキルをかなり底上げしてくれます。
webライターの仕事は、ほぼメディアの構築がメインです。いくら初心者歓迎という案件があったとしても、やはりブログの構築を意識したSEOの強いライティングや文章構成力を持つ人はありがたいです。
収益やPV数の増加を目的として真剣に記事を構築していくと、そこにはSEOに関する知識や人を動かすための文章力など自身のライティング力をかなり磨く必要があります。
こういった知識はwebライターとしては必ず伸びていくスキルですし、メディア側としても非常に嬉しいスキルです。
ブログを運営していくことは、スキルの向上に役立つと言えるでしょう。
ブログは勝手に営業してくれる
ブログはPV数が伸びていくことで自分自身の発信力が伸び、仕事をとってきてくれます。
そのブログを読んで信頼できると判断されたり、これが利益になると思ったら商品の紹介や自社メディアでのライティングなどの依頼を持ってきてくれます。
僕のような月間3000PV程度のブログにもそういったメールや、記事の紹介(無料ですが)の依頼なども来るくらいですので、ブログのちからを持っている人は、さぞかし大きな案件を頂いていることでしょう。
ブログを運営していくことで仕事を持ってきてくれたりもしますから、やっておくべきです。
クラウドソーシングで作り上げたポートレートとブログで営業できる
ブログをやっているということは”自分なりの書き方”がある程度できているという評価にもなります。
クラウドソーシングでは、どうしてもクライアントからの依頼に沿った文章になりがちで「こいつのやり方あんまり合わないかもな」と思われたりするかもしれませんが、ブログをやっていれば自社メディアですので完全に自分の型で書いていくことができます。
柔軟に対応できるというところをアピールできますし、自分なりの発信ができているという部分やSEOの理解度なども掴んでくるでしょう。
それに初期の頃はクライアントからの案件も少なく、ポートレートとしてはすくないでしょうからブログをやっておくことはストックを高めておくことにつながるのです。
副収入にもできる
なんどかお話していますが、ブログはマネタイズをすることで副収入につなげることも可能です。
ブログはPV数を稼いでいればグーグルのアドセンス広告を貼ることでそこから収入につながってきます。それに加えてアフィリエイトのように紹介販売をしていくことである程度大きな収入を得ることも可能です。
アフィリエイトでものを売るときは、人を動かす文章というものが必要になってきます。webライターとしてだけでなく、今後ネットビジネスをやっていくにしても重要なスキルですから、せっかくなので練習しておいて間違いないでしょう。
デメリット
webライターがブログを運営するメリットをお話してきました。反対にデメリットもいくつかあります。
正直すごい疲れる
はい、ぶっちゃけすごく疲れます。
僕自身もここ2,3年ずっとwebライティングの仕事をしてきましたが、クライアントの依頼をこなすだけでもぐったりでした。
リサーチをして構成を起こして、そこに文章を肉付けしていくというのが僕のやり方ですが、なかなかの作業量で、5時間以上はかかっていました。
それが終わったらもう文章なんて見たくありません笑。
そのためそこから自身のブログを進めようなどという気持ちには全くならず、しばらくブログの更新が滞っていた時期がありました。
生半可な文章ではSEOでも上位表示は取れませんし、ポートレートとしても使えません。ですからブログを書くのであれば、webライターの仕事をある程度セーブする必要が出てきます。
ブログは即金性はない
ブログは副収入になるというお話をしたばかりで突っ込まれそうですが、ブログはすぐにお金に変わるものではありません。
webライターをやっているとある程度は早い段階で収入が出てくるので、「これならブログ運営しても割とすぐに収益化できるんじゃない?」という淡い期待を持ってしまうものです。
というか僕は思ってました。
しかし実際にやってみるとわかるのは、全然伸びない収入とPV数です。
ブログはライティングの技術だけではなく、セールスライティングやSEO、ブランディングなど非常に多くのマーケティング要素を含んだ事業です。
ある意味マーケティングの塊のようなものですから、書けば必ずお金になるというものでもありませんし、テンションの維持はかなりきついものがあります。
へんな記事を書くと機会損失がある
ブログが諸刃の剣となる案件です。
例えば自身がwebライターだと自負している人がいて、依頼主がその人の運営ブログを見たときに、その内容のほとんどがアフィリリンクばかりだったり”詳しくはwebで”みたいな文章ばかりだと「こいつにライティングは任せられないな」となるでしょう。
やはりライターだと名乗るからには中途半端な記事を書いていると「こいつの実力はこんなものだ」とダメなやつ判定をされて採用してもらえなくなってしまいます。
ブログを運営するからには、これが自分の顔となるということをしっかり認識して、下手な文章は書かないという覚悟が必要です。
webライターがPV数を伸ばすためには

ではwebライターはどんなふうな記事を書いていく必要があるのでしょうか。
大事なことは3つです。
キーワードをしっかり狙う
ユーザー目線の記事を書く
ではそれぞれを詳しく見ていきます
自分のブランディング
現在のブログ市場はかなりの飽和状態です。グーグル先生で検索すると本当にいろんな有益な情報が出てきます。
そんななかで最近グーグル先生が重視しているのは、ブログの権威性です。
例えば料理で検索してみましょう。「私の趣味はパソコンと車とペットと料理とかなんでもあるんで、全部書きたいように書いていきます」というような人のブログがあったとしても、その人の文章ではあまり信頼性が高くないのでSEOでも上位表示はされにくいです。
それによくわからない人のブログは見ませんね。
でも「〇〇ホテルで料理を20年してきた私の手軽で美味しい節約レシピ」みたいなブログだとなんとなく興味がわきますね。
まずは自分自身がどういう立場から発信しているのかというブランディングが必要なのです。
キーワードをしっかり狙う
キーワードの選定も非常に重要です。
グーグル先生に検索するとき、あなたはきっと”webライター ブログ”のようにキーワードを打ち込んで検索してきているはずです。ですからその検索ワードで表示されるように、文章を書いていく必要があるのです。
適当に書きたいことばかりを書いているとグーグル先生としても「このブログは何について書いてあるのかわからん」となってしまうと、どの検索ワードで表示させるべきかわからなくなってしまいます。
ですのでブログを書くときは「このキーワードで表示させたい」という明確なキーワードが重要になります。
ユーザー目線の記事を書く
ブログを書くときは、グーグルで検索して「こういうことを知りたい・解決したい」というユーザーの側に立った目線で、記事を書いていく必要があります。
書きたいことを書くのではないという部分も重要で、書きたいことを書くということはある意味「今晩のおかずはステーキでしたー」というようなブログを書いているようなもので、検索者の気持ちを引きません。
あなたがもし「美味しい目玉焼きの焼き方」を検索して出てきたページに「美味しいたまごは卵かけご飯でも十分に美味しい」みたいなことを書かれていたらソッコーでバックしますよね。
ユーザーがなぜこのワードで検索してきているのかということを考えながら記事を書いていく必要があります。
webライターは案件獲得とブログは並行していこう

webライターはクライアントからの案件を獲得していくのと同時に、少しづつでもいいのでブログを構築していきましょう。
ブログを構築していくことでwebライターとしてのスキルや発信力の向上、さらには優れた案件を呼び込んでくれる営業担当にもなってくれます。
ただ「毎日更新しなくては」と追い詰めては身が持ちませんから、1週間に2記事づつでも良いので渾身の記事を追加しながら、運営していくのがおすすめです。
【必死】在宅で家にこもりたいです。その一心で始めたwebライターになるまで。
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