[解熱鎮痛剤は必須?!]新型コロナウィルス感染症で10日間の自宅療養をしたので、その体験記をまとめてみた

さて、僕自身7月29日から8月8日まで最近新型コロナで10日間自宅療養をしていました。

これだけ感染が増えてきている中、どこか他人事だったこの感染症を実際に肌身で感じたわけなので、そのときの自宅生活をしていたことを書こうと思います。

ここではどんな状態だったか、どんなものがあったら良かったかなど、新型コロナに感染したときの対策を忘備録にまとめています。

新型コロナウィルス感染症

いまさら”この単語”を知らない人はいないと思います。

テレビでもよく出てるぎざぎざのやつですね。

ほんとにあんな形してるのかどうかわかりませんけど。

ちなみに”コロナウィルス”自体はもともと風邪のウィルスとして存在しています

今回の新型と言われるやつは、悪性がかなり強く進化しやがったやつですね。

コロナウィルスは元々臓器に侵食しやすいウィルスで心筋炎なども症状の一つですが、特に今回は肺炎をこじらせやすいのが特徴で、世界的にパニックを引き起こしたのは記憶に新しい。

現在でもその猛威は収まりませんが、わりと対症療法的な感じで収まることも多くなってきたせいか、世界の様子を見る限りではそこまで深刻には見られていない雰囲気になってきています。

日本国内でも、一時期感染すると村八分のような扱いを受けていたところもあったようですが、現在では感染者も増えすぎたこともあり、かかっちゃってもしょうがないよね的な雰囲気。

というわけで僕の場合の感染ルートなどの考察を見ていきます。

きっかけはおそらく職場

27日朝(発症二日前)

おそらくこの日に職場で感染したのではないかと思われる。

朝、出勤していつもの職場のメンバー①と接触。

特に気にはしていなかったが、いつもより口数が少ない&表情が暗いことからも体調が悪いのが伝わってきた。

まぁこのときはコロナ云々なんて考えも及ばなかったですよ。

そんな彼との接触時間は約一時間。

お互いマスクはしていたし、朝は業務が多いこともあり会話も少なかった。

その後べつのメンバー②が出勤。

彼女は特に体調云々という雰囲気もなく、いつも通り会話していた。

その翌日28日(発症前日)

喉が痛いというメンバー③が登場。

声ガスガスでしたよ笑

新型コロナじゃねぇの?なんて冗談のように話していたが、メンバー①の体調の悪そうな雰囲気もあってヤバかろうなとは思いつつも、そんなに気にしてはなかった。

おそらくこの時点でこの接触メンバー①、②、③は感染していたようだ。

そしてこの日の夕方、①と③はPCR検査で陽性が確定したらしい。

(ノ∀`)アチャー

そして問題の29日金曜日(発症当日)

なんていうか朝からなんとなく体調がおかしい。

食欲がないし、体が重いのだ。

関節痛とかならインフルエンザとか色々思うけど、今回は鈍痛。

まるでゆるい筋肉痛のようだった。

あれだけ体調が悪そうな人たちと接触して、自分自身もなんかヤバい雰囲気。

これはまずい、もしまじでコロナとかならしばらく風呂入れないかも!

なんて思い、とりあえずシャワーをして仕事へ。

すると案の定、職場は扉全開で徹底的に消毒をしており、物々しい雰囲気に。

このとき聞いた話では、前日の段階で僕と接触していたメンバー全員新型コロナ陽性

Σ(゚д゚lll)ガーン

そしてとりあえず差し出された抗原検査キットで検査してみるも陰性

嘘だろ、おい笑

まぁ体調の微妙さはあったものの、陰性って結果も出たことだしそのまま仕事を続けたわけ。

だけど2時間ほどするとなんとなく体調の悪い感じが。

念のため、体温計で熱を測ると。

38.5度

DESUYONE☆

所長に連絡してこの時点で早退。

ただすでに夕方なので医者も連絡付かない。

これはよろしくないと思い、スーパーで3日はひきこもれるだけの食料を確保。

同居人の妻がいるので寝室を分けるために、自室へ簡易ベッドを持ち込み休む。

この時点で熱は38.8度

体の痛みも出てきてしんどいことからも、これは絶対ただの風邪ではないと確信。

ただ先程の通りすでに夕方なので病院は終了してるし、頼みの発熱相談センターは全く連絡つかず。

、、言いたかないが、発熱センターの対応は楽天のカスタマーセンターよりも悪いと思う。

そもそも電話繋がらないし、コールしてても数回で勝手に切られる

結局、発熱した金曜から土日の間、一度も連絡付きませんでした

電話相談もできない相談センターなんて税金の無駄だからやめてしまえ。

結局一番熱が高く苦しいときに誰にも連絡つかず、家で寝るしかない。

頭痛と全身筋肉痛のような痛みで瀕死。

インフルエンザのときは関節痛なので、また痛みが違うものですね。

翌日30日の土曜日(療養1日目)

熱は38.5度

全身の筋肉痛のような痛みと頭痛がひどく、熱も高い。

たまたま薬箱に解熱鎮痛剤のロキソプロフェンがあったので、この日は朝と夕方に服用。

なにか食べてからとはいうものの食欲がないので、ポカリスエットと胃薬でロキソプロフェンを流し込んだ。

金曜の発症からこの間、食欲0。

31日の日曜日(療養2日目)

ポカリをのんで目を覚ます。

熱は相変わらず38.5度

症状も全身の鈍痛と頭痛と高熱は変わらず。

前日と同じく解熱鎮痛剤を飲もうと思ったがここで考える。

新型コロナで怖いのは2つだ。

  • 長引いて肺炎を起こす
  • 後遺症につながる

解熱剤で楽になるのはいいが、下手に長引かせて上記2つが顕在化するのは困る。

やっぱ新型コロナとはいえ、風邪は熱を出して一気に治したほうがいい

ということで日曜日はロキソプロフェンの服用無しで耐えることに。

ただ熱が39度を超えるようなことがあればさすがに飲むつもりではいたけどね

この日も結局ポカリとガリガリ君だけしか食えなかった。

8月1日月曜日(療養三日目)

熱は37度に。

金土日と熱に耐えたおかげか、この日の朝には微熱くらいに症状が落ち着く。

一応体感の症状としては

  • 若干の頭痛
  • 心臓の動悸・息切れ

全身の鈍痛が収まったかわりに、変な動悸が発症。

症状も落ち着いてきたら風呂に入ろうと思ったけど、この症状のせいで疲れやすすぎて無理。

あと寝すぎのせいで寝れなくなるし、でも起きていれば体は痛いし、時間が進むの遅いしでほんとしんどかったです。

ちなみに主食だったポカリスエットは3日で6L、あとガリガリ君も一箱は食いつぶした。

というわけで新型コロナによる発熱の場合は、ポカリとガリガリ君を抑えておけばなんとかなると思います。

あとロキソニンなどの解熱鎮痛剤。

カロナールってのも流行ってるらしいけど、解熱鎮痛剤なんて一緒だよどれも。

そしてここで変化が。

熱も下がってきた月曜の朝、地元の総合病院に連絡。

  • 職場でコロナ感染が出たこと
  • 土日に熱で苦しんだこと
  • 熱はすでに落ち着いていること

これらを相談した上で、検査したほうがいいか尋ねたところ、

なんとも歯切れの悪い返事しか来ない。

一言でいうと「必要なら検査しますよ」って感じ。

正直現時点で検査したところで、新型コロナの薬が出るわけでもない。

今更症状がどうなるわけでもない。

ただ確定すればむこう1週間ほど自宅軟禁生活が確定する。

つまりこちらにメリットなし

検査するのだりぃなぁと思いつつも、職場で感染が出てるうえ早退までしてるので、一応検査するという方向で。

車で病院に行くと外に受付ができていて、そこでドライブスルー的に唾液の提出をする感じ。

新型コロナって結局2年間も経ってるのに、ぜんぜん治療法が確立されてないんだな。

というわけで熱も下がったこの頃、やっとすこし固形物が食べられるように。

といってもスイカとかトマトとか、カブトムシみたいな生活。

とりあえずは味覚障害などといった後遺症的なものが起こらなかったのが幸い。

ただとにかく体力が落ちた。

すぐに息切れするし、動悸するし。

どうやらもともとコロナウィルス自体が臓器に侵食しやすいウィルスらしく、

肺炎の他心筋炎などいった症状も引き起こすらしい

めっちゃ頑張って直したつもりだったけど、食い止められなかったか

まぁこれらも1週間ほどで症状は落ち着くので安心して良さげ

あと、職場での感染状況も明らかに。

木曜日に陽性確定が2人

金曜日に陽性確定が2人

月曜日に陽性確定が2人

合計6名の感染が確定でした。

感染力の強さが伺いしれますね。

翌日2日火曜日(療養4日目)

熱は36.7度を行ったりきたり。

そして辺りから咳が出始めるんだけど、気管支炎かねぇ?

そして病院からも電話連絡がくる。

「新型コロナに当選しました!保健所に言いつけときますね!」

(‘A`)ヴァー

しばらくすると、保健所からショートメールが届く

最近ではコロナに感染しても保健所から電話の連絡はないらしく、

登録した電話番号にSMSが届き、そのリンクから症状や感染状況、毎日の症状に関する報告をするようだ。

まぁめんどくさいけど、しょうがない。

発熱相談の件もあるが、やはり役に立たない。

自宅療養確定で外出れないってわかったんなら10日分の食べ物ぐらい送ってくれよ。

ちなみに、このメールを無視していたり高齢の方のところには直接電話連絡が来るらしい。

それはそれでだるいけど、一応はやり取りするんだなという覚書。

さて、このあたりからは症状もおさまり、ほぼ自宅療養期間の消化タイム的な感じ。

だけどやはりというか、食べ物を多くは受け付けなかったり、

長く椅子に座ってると疲れがひどかったりと、

病み上がりらしい現実を突きつけてくる。

感染抑止もあるけど、実際に体力の回復も考えると10日という休みはあった方がいいのかもしれない。

そういえばこの日、私はパスタとワインを頂きました。

なんか無性に飲みたかったのですが、ワインの味もアルコールが強く感じられてあまり美味しくないものですね。

たぶん風邪のときも同じような味覚だった覚えがあります。

毎日のように飲んでいたポカリスエットもどんどん味がくどく感じる程度になっており、飲み物も麦茶へと切り替えています。

体調の回復の兆しが見えてきます。

水曜日(療養5日目)

すでに熱は36.6度前後で、平熱におさまる。

出ている症状としては、頭痛と動悸と軽い咳。

とりあえず頭痛が続いているのが問題。

このまま頭痛を長引かせるより、ここらで断ち切ったほうがいいと思い、朝と夕方にロキソニンを飲むことに。

頭痛がクセになるのはいやだからね。

動悸は心筋炎が自己治癒力でおさまるのを待つしかないし、咳もそのうち落ち着くだろう。

こうして頭痛の治療をすることに。

あと暇なのでギターもこのあたりから体力があるときに弾いていました。

あとついでにここぞとばかりに磨いてましたね

ストラトならぶつけても大丈夫なので安心してベッドの上で弾いてますよ。

木曜日(療養6日目)

体温36.6度

相変わらず症状は軽い頭痛と心臓の煽る感覚と咳。

というわけで今日もロキソニンを朝夕飲むことに。

ちなみに感染症発症(29日)からこの日、初めて風呂に入る。

これまでは体力の問題や感染の問題もあり控えていたけど、流石に限界だった。

なんとか風呂に入ったものの、やはり体力が厳しい。

長い髪の毛を洗う行為はもちろん、風呂の掃除やドライヤーなど、重労働です。

風呂が嫌いになるレベルで疲れました。

この日、保健所から抗原検査のキットが届く。

これは最初の保健所の報告の際にうちには同居家族に妻がいることを伝えており、念のため検査キットを送ってもらった。

でもこれさ、唾液で検査するタイプじゃなくて鼻に突っ込むやつらしい。

これ一人ではやりにくいよねぇ。

流石に隔離されてる俺が検査の手伝いするわけにもいかんし。

てことでこれ結局手つかずで置いてあるんだ。

その内また必要になったとき用においておこう。

ちなみにこの日はカレーうどんを食べてましたね。

金曜日(療養7日目)

体温36.6度

頭痛はスッキリ消えた。

そういえば心臓煽る感覚も、ときに忘れるくらいにはなった。

というわけでこの日でロキソニンは卒業。

ただ体力の問題は未だに根深く、パソコン作業をするために長時間椅子に座ってると頭痛がしてきたので、まだまだ全快とはいい難い。

コロナは症状もきつかったけど、体力の低下に対する問題が非常に大きい

というわけで寝ながら休みながらでぼちぼちと打ち込みをしたり、You Tube見たりして過ごす。

土曜日(療養8日目)

体温36.7度

前日とほぼ変わらずで、とくに変化なし。

療養中は僕自身主に自室で過ごし、トイレぐらいしか他の部屋に移動しない。

ご飯などは妻による上げ膳据え膳で、超楽^q^

これももうすぐ終わりかと思うと寂しくなってくる8日目の療養。

療養期間中は自室でパソコンとギターを触って、好きな時間に寝て起きて、ギターを弾いてパソコンで作業をする。

疲れたらベッドに横になってYou Tubeみたり漫画読んだりする。

この世の天国だよね!

これがもうすぐ終わることに絶望を覚える(‘A`)ヴァー

日曜日(療養9日目)

体温36.5度

動悸もほとんど気にならないが、咳が風邪の治りかけの一番タンが絡む咳に。

出てくるタンも黄色い。

つまりこれは、新型コロナとの戦争も終わりを告げているということだろうか?

ただ、喉が痛いというわけでもなく咳が出ているので、しばらく続いて咳が止まらない場合は、気管支炎の問題が出てくるので癖になる前に咳を止めなきゃならないだろうなぁ。

月曜日(療養最終日)

体温36.6度

前日とほぼ同じ。

ただ非常に感じるのが体力の低下

コロナによって軽い心筋炎的なものが発症しているせいなのか、

コロナウィルスの後遺症的なものなのか、

はたまた10日間も自分の部屋から動かなかったことによる体力の低下なのか。

疲れがすごい。

咳もでるしね。

とりあえずこの日の夜からまた妻と同じ食卓で飯を食うことに。

大皿とかはとりあえずもうちょい様子を見るかってことで、取り分けたりはするものの、久しぶりに人と飯を食う。

なかなかいいね!

10日間の自宅療養を経て

今回新型コロナウィルス感染症ということで10日間の自宅療養を体験した。

結論的に僕が感じたのは、やはり一般的な風邪ではない

  • 3日も熱が出続け、体が痛い
  • 動悸の感覚
  • 体力の低下

これらインフルエンザぐらいじゃないとありえない症状な上、それより長引いてますからね。

とはいえ症状自体は風邪

しかしこの感染症の怖いのは、コロナウィルスの特性上中途半端に長引かせると臓器について肺炎などを引き起こすこと。

なので体力が続く限りは解熱剤などには頼らずに、熱を出してさっさと治してしまうのが良さそう。

というわけで、新型コロナウィルスの疑いが見えた場合、以下のものを用意してとりあえず寝込むことを推奨。

  • ポカリスエットを多めに備える(僕は結果的に6Lぐらい飲んだ)
  • ガリガリ君やみかんなどのさっぱり系のアイスを揃える(一箱分は食べた)
  • 解熱鎮痛剤を用意しておく(高熱や痛みに耐えられない場合もある)

これだけで苦しい期間は乗り越えられると思う。

あと食事が取れるようになってからの簡単に作れる冷食。

というのも食事を作るのだるいし、片付けもだるい。

だからレンジで調理できるような冷食のパスタとか用意するとすげぇ便利。

うちの場合は妻がその辺全部してくれたので助かったけどね。

あと風呂は同居の方が入ったあとに入って、掃除してから出る。

歯磨きとかは僕の場合我慢したけど、洗面所で水をくんでトイレで全部済ませてた。

うちに2つトイレあったから良かったけど、一つしかない場合はかなり気を使わないといけない。

てか、あの高熱で同居人の安全まで考えられたらすげぇよ。

あと突然10日出られなくなるので、予定が困る

うちの場合パソコンを修理に出してたんだけど、

発症当日に「修理が終わりましたのでとりに来てください」

っていわれてたんだよね。

まぁこれは急ぎの案件ではなかったから良かったさ。

問題は発症するちょっと前に借りた、返却期間ギリギリのDVD

旧作で2週間レンタル期間あったからよかったけど、これ新作とかだったら爆死してたよなぁ。

ワクチンは発症に関係ない

ちなみに僕は新型コロナのワクチンを打ってません。

しかし僕の周りで発症した人たちはみんな2~3回ワクチンを打っていました。

それでも僕より改善が遅かったり、味覚障害等の後遺症が残ってる人たちもいます。

あと、一緒に生活しておきながら発症しなかった妻もワクチンは打っていません。

つまり、ワクチン打とうが打つまいが感染も発症も運です。

あと後遺症が出るかどうかも運です。

ワクチン打ってるから安心なんてことはないので、感染や発症が嫌ならしっかりと対策をすると良いでしょう

ちなみに職場では不織布マスク、ウレタンマスク、布マスク様々ですし、アルコール除菌ももちろんありました。

それでも感染するときはするし、発症もします。

というわけで新型コロナ感染日誌でした。

ちなみに、これを仕上げている今日は発症からちょうど15日目ぐらい。

  • 未だに体力は戻らない
  • たまに咳が出る

ほんと、一度発症するとかなり長引くと思われ。

僕は明日からもうちょっと歩いて、体力を戻すように頑張ります。

しんどい思いしたくないなら、しっかりと感染対策して生活してくださいね。

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