さる5月19日。
妻とフラフラと行ってきた富山放浪記。
今回は題して
”埋没した林を探す旅”
ん?埋没した林って、
意味合い的にあってるのかな?
埋没された根っこ?木?
まぁわからんけど
ちょっと覗いていってくださいよ。
というわけでこの埋没林がある博物館は
石川県のとなりにある富山県にある。
隣といえど土地は非常に広く、
新潟寄りとなればかなりの距離を有する。
今回の目的地は魚津ということで
まだ石川県よりだけど、
うちから約2時間ほどの場所。
まぁまぁだね。
バンド練習でボスのスタジオまで
走ってること考えればプラスワンぐらいの距離だ。
YOUTUBEMusicで光GENJIシングルコレクション
聞いてれば到着ぐらいだな。
よーおーこーそーここへー♪
富山っていえばね
黒部ダムとか砺波のチューリップとか有名だけど
魚津ってなにがあるんだろう?
→ろくに下調べもせずに行くやつ
なので基本行き当たりばったり。
途中でいいお店があれば昼飯にしよう
そんな感じで出発。
なので高速道路は使わない。
むしろ高速道路を使おうとすると
うちの場合何故か遠回りが必要になるので
富山へ行く場合は基本的に高速は必要ない。
むしろ道中のドライブが
楽しみの一つでもあるので
一般道で走るのが良い。
でもね、
なかなかいい感じのお店って
見当たらないんだよね。
って思ってもバイパスの反対側車線で
いちいち戻るほどでもない気がして逃す。
気がつけばどんど進んでいってしまうのが
ドライブなんですよ。
道の駅
そんなこんなで気がつけばもう2時間。
目の前には”埋没林博物館この先右折”的な看板が。
おい!まだ飯食ってねぇぞ!
というわけでとりあえず
近くにある道の駅に行ってみることに
、、、と思ったけどすげええ人!
なんで?富山だよな?(失礼
日曜日ってこともあるけど駐車場がすべて埋まってて
諦めて出ていく人もいるくらいの人だかり。
まじかよ、
ここ富山だぜ?(失礼
それでもなんとか止めるのが私。
しかしそれだけの人だかりなので
道の駅の中で昼飯を食うのは不可能。
近くに飲食店がないか調べてみる。
すると妻から
ここいきたい
という提案が。
まさに渡りに船!
とりあえず目的地はそこ。
ちなみにこの道の駅は
”海の駅蜃気楼”という場所で
条件が揃うと蜃気楼が見えるらしい。
そのせいかカメラを持った人が大勢いて
シャッターチャンスを狙っているようだ。
カメラの趣味って大変だなぁ。
てか蜃気楼ってなんだよ。
と横目に見つつ、道の駅を出て目的の場所へ。
ランチボックス
そのお店は道の駅から目と鼻の先にあった。
店の名は
LUNCH BOX
ランチにピッタリのお店だね☆
オムライスの看板がいい雰囲気じゃん!
なんて思いながら入ってみた。
ところが、
「いらっしゃいませ」
とかの声はない。
勝手に座ればいいのか、
どうすればいいのやら。
なんて思ってたら奥の方から男性が現れ
手でテーブルを指し示される。
いや、喋れよ!
店内は白を基調にした爽やかな雰囲気で、
壁には可愛らしい小物や絵などが
こざっぱりと配置されており、
かわいらしいようなさっぱりしているような
港町にありそう!
って感じの雰囲気。
外看板からもメニューからも
オムライスのオーラがムンムンでており、
「こりゃオムライス頼まないとモグリだぜ」って感じ。
というわけでオムライスのセットを頼むことに!
ちなみに我々の入店後、
店内にはどんどんお客さんが入ってきた。
人気店なんだなぁ、とか
タイミングバッチリじゃね?
なんて思いつつ待っていると
オムライス登場
あらー、なんてきれいなんでしょう
チキンライスの上にきれいに巻かれたたまご。
これはまさか、、、
我々がナイフで開くスタイル!
このワクワク感はなんともいえねぇですよ。
だがしかし、だがしかし!
不器用なアタシゃうまくわれねぇよ!
ヽ(`Д´)ノウワァァァン!!
まぁそれでも美味しそうなのでOK
やっぱりこういうのは見るだけじゃなくて
実践できるのも楽しいよね!
もちろん美味しいです。
というわけでお腹もいっぱいになり、
目的地の埋没林博物館へ。
埋没林
さて!腹もいっぱいだし、
さっき見かけた道端の看板を目印に
博物館の広い駐車場に停車。
あらためて、博物館へ。
。。。なんてゆーかねぇ、
埋没林博物館は入口がなんとも
お洒落なカフェなのだよ。
ここを通り抜けて受付へ行くの。
もうね、
お茶してる人たちの視線がね、
KININAL☆
こっちを見てるわけでもないし、
なんともないのはわかっていても、
視線を感じる気がするのですよ!
そんなKININALって名前のカフェを通り抜け、
奥の受付へ行くわけです。
いやー入口なんとかならねぇかなぁ。
そんなこんなで中へ入っていくわけですが、
入口からすぐ見えるのが
蜃気楼の写真展示スペース。
ほんと蜃気楼好きだなこいつら
ここまで蜃気楼推しされると、
蜃気楼ってなんなんだ?!
って疑問が湧いてきますよね。
もうはやく蜃気楼ってなんなんだろうって
気になって仕方がないですよね!
なんということでしょう。
この奥にはその蜃気楼の説明や発生する原理を
解説するスペースが有るのです(ドヤァ
ちょっとおもしろい。
一応埋没林という歴史を感じさせる
博物館ということもあり、
サメの牙などの化石まである。
ちなみにこの超巨大なサメの名は
メガロドン
らしい。
ゴジラとかに出てきそうな名前だね。
さて、
蜃気楼の解説コーナーを過ぎて
順路通りに行くと外に出されてしまう。
ちょっと進むと陽気なキャラクターが
ご丁寧に埋没されてる木の場所を教えてくれる。
話しかけてる妻。
そしてその横には、
おそらく最初にして最大の見せ場である
海に沈んだ埋没林コーナー
への入口がある。
この入口がまた自動ドアというか、
バイ◯ハザードに出てきそうな感じで
さらにヤバさを醸していたのだが、
写真撮り忘れた。
というわけで侵入。
そして入った瞬間から涼しい、
てゆーか寒い。
真っ暗だった室内が、
徐々にライトアップされていく、、
まるで、
事件の黒幕をおいかけてるうちに
隠された研究室に入ってしまい、
やばい生命体をみつけたときのような
妙な居心地の悪さを感じてしまった。
ほんと映画のワンシーンのよう。
水に沈んだ埋没林は生きているらしく
時々水面に上がってくる気泡がまた仰々しさを演出。
スマホ落としたら終わりだな、、、
思わずそんな、どうでもいい言葉が口から漏れる。
上からひとしきり見たら今度は地下へ。
ピラニアとか出てきそうじゃん。
室内に響くのは我々の声、
そして厳かな感じの雰囲気と空調の音。
そしてその雰囲気をあえて壊すように描かれている
イメージキャラクター。
これまじでパニック映画の
ワンシーンみたいで怖いんだけど笑
埋没林から突然、
未知の生物が発生しパニックが発生。
襲われた見物客の返り血が
ファンシーな絵にブワッとかかる感じ。
沈んだ根っこ
上から見るか、横から見るか
なんてタイトルのホラー映画がとれそうな
ぐらいには雰囲気を掻き立ててくれる。
むしろワンちゃんまじでホラーが
おこるかもしれないので
一見の価値はありますぜ兄貴!
その後も順路を行くと
ここに埋まってるよ的な紹介やら(実際には見えない
乾燥しためっちゃ大きな埋没林の標本(ギターにしてくれないかな?
を見学。
まぁ木のいい匂いがするんだわ!
そして雑な埋没林の紹介。
まぁそうとしか言いようがないけどさ。
ちなみにこの施設は、
中と外を出たり入ったりするんだけど
海がすぐそこに見えたりとなかなか景観が良いのです。
どう?
さらに一応展望台なども
屋上まであるらしく登ってみた。
たしかに景色はすごい。
多分蜃気楼とか色々見るんだろうね。
昔よく観光施設にあった100円を
いれると見える望遠鏡みたいなのがあって
ちょっとノスタルジックな雰囲気。
その他にも鉱石の展示や、
水の循環の説明?よくわからんけど
キッズコーナーなど
レトロ、歴史、退廃的
そんな感じを好む人間には
ぴったりな施設だと感じました。
カモシカの剥製はいつでも見守ってくれてますよ。
そして帰りもまた雰囲気違いの
カフェを横切るのが辛い。
KININAL☆
入口分けようよ、、、
というわけで、
富山の度は後半へ続く。
あ、あれいいかも!