ミニマルギタリスト・羽紋慎二が所有しているギターや機材を全部紹介

ソフィ

慎二ってどんな機材
使ってんのにゃ?

ミニマリストとかいってるから
ギター一本だけとか?

僕が意識しているのは
ミニマルなギタリストです。

なんのことよ?

という感じですね。

ミニマルといえば、
昨年ぐらいからコロナ渦の影響で
全国的に家の掃除や断捨離
というものが流行りました。

そんななかで
注目されたのがミニマリズム

物質主義を振り返り、
自分にとってやりたいことや
必要なものだけを洗練する

そんな生き方の本質です。

ただメディアでは、
なにもないワンルームにぽつんと
たたずむ自称ミニマリストを
面白おかしく取り上げる始末。

そこで
「余白を楽しんでいる」
なんてのたまう彼らからは
ちょっと狂気を感じます。

とにかく大事なのは、
好きなものに集中し
余計なものを徹底的に排除する

好きなものに対してだけ
コストを使うという徹底ぶりが
大事なんですね。

僕もこれに合わせて
いらないものを徹底的に捨て
仕事部屋の構造を大幅に変えました。

そして自分の好きなことに集中する
ミニマルギタリストを構築しています。

機材はミニマルがいい

ギタリストという生き物は
何本ギターがあっても嬉しいもの。

ですが

  • 使いもしないギターをメンテもせずに放置
  • 押し入れに詰めっぱなしのエフェクター類
  • 日の目を見ない大きなギターアンプ

まるでハーレムを作るようですが
とてもじゃないが
ギターは幸せじゃないと思っている。

コレクターは別ですよ。

集めるのが趣味だし、
きれいに置いとくと思うし。

しかし我々はプレイヤーのはず。

メンテナンスばかりに
気を取られていたら
ギターの練習に
身が入らないし曲も作れない。

なのでアマチュアギタリストの我々は
機材は必要な最小限に抑えるのが
いいと思っています。

もちろんミニマルギタリストとはいっても
ギターを一本しか持たない
というわけではないです。

僕の言うミニマリストギタリストとは、

  • 管理できる範囲の機材
  • 身軽に移動できる持ち物
  • どの箱でも安定したプレイ

という状態を指しています。

この定義でいけば、
アコギ一本の流しが最強ですが、
私はエレキのトーンに魅了された人。

そんな境地にはたどり着けません。

そんな僕が所持している機材と
システムをご紹介します。

FERNANDES RAVELLE ELT

えげつないキルトメイプルが際立つ
ボディカラーが特徴のギター。

アームとサスティナーが
ついたレスポールタイプ。

一目惚れに近い感じで出会い、
長きに渡って悩みましたが
忘れられず購入。

演奏性から機能性や見た目まで
僕の理想が全て詰まったギター

ライブでは常に最前線で使っています。

Gibson TAK DC CUSTOM

友人に連れられB’zの25周年ライブに参戦。
その感動のまま衝動買してしまったギター。

ミッドのはっきりしたタイトな音で、
見た目とは裏腹にどんなジャンルにも
対応できます。

指板にはエボニーではなく
リッチライトという人工木材を使うなど
エコロジーな一面もみられます。

ただコンデンサーがショボかったりノイズもすごい。
これがヴィンテージギターを模した作りか、
と新しい発見をいただいたギターでもある。

松本さんがヴィンテージトーンに
憧れているのもあるから
きっとこんな感じなんだろうね。

もちろんトーンは最高なので
自分流の手直しをいくつかして
現在メインの機材です。

Fender アメリカンビンテージⅡ 1957 ストラトキャスター

友人に格安で譲ってもらったストラト。

以前所有していたFender japanのストラトが
どうしてもいい思い出がないため、
手放そうかと考えていたときに、
「これ、弾かないからいらない?」
ってことで譲っていただいた
ストラトキャスター。

ヴィンテージトーンを求めているわけじゃないが
このメイプルネックから奏でる
きらびやからなクリーントーンが
僕の性癖に刺さる^q^

レコーディングの際に
カッティングやアルペジオなどで
よく使っています。

Ibanez RG927QMZ

2023年に導入した、
オリジナルバンドonyxxx専用モデル。

その名も”鬼嫁”

以前は6弦ギターを7弦ぽく扱っていたが、
ライブではソロがどうしても弾きにくく、
6弦ギターに戻そうかと考えていた。

そこにバンドのサウンドで
さらにヘヴィさを求めることとなり
ついに7弦ギターを導入。

流石のIbanez製で、弾きやすさ抜群!

今後onyxxxライブでは
この子がメインとなるでしょう。

と思ったがやはり弾きにくいので
レコーディングにしか使ってません。

EpiphoneJapanLQシリーズ レスポールSTD

僕がギターを始めた頃からの相棒。

かれこれ20年の付き合い。

高校生当時、
EpiphoneのTAK BURSTを
買う気満々だったのに
そんなおりにこいつが
発売されるという情報をゲット。

  • ラッカー塗装
  • 日本製

この2つの魅力に魅せられ、気付いたら手元に。

雑味はあるけど
いい味のある音です。

現在はメンテナンスを控えて隠居。

たぶん他のギターを手放しても
こいつは手放せません。

ARIA W-50D

おそらく70年代後半に作られた
いわゆるジャパンビンテージ的な
アコースティックギター。

ハラカンダローズウッドを
ボディサイドとバックに。

フィンガーボードには
エボニーが採用されている。

それでありながらも
当時の販売価格は5万円
というコスパ最強のギター

という噂だけど
指板をどう見ても
ローズウッドにしか見えない。

でも音もなんとなく好きだし
良し悪しはよくわからんけど良い。

唯一のアコギなので重宝している。

YAMAHA MG-M2G

いわずとしれた、B’z松本孝弘のシグネチャーモデル。

バスウッドにメイプル指板という
クセのないボディに
HSH配列のピックアップが
スタジオミュージシャンらしさを感じる一品。

シリアルナンバーから見るにこの子は
作られてから35年近い年月を経ており、
立派なヴィンテージギターへと変貌している。

とても弾きやすいギターで、
特にセンターピックアップによるカッティングは
当時のB’zを彷彿とさせるトーンです。

Bogner Ecstasy mini

往年の名機、
BognerEcstasyヘッドアンプを
30wのトランジスタミニアンプに仕上げたもの。

本物を持ったことがないのでよくわからないが
ブルーとレッドチャンネルをシミュレートしているらしい。

ひずみに関しては文句なくいい感じで、
パワーアンプ部のサチュレーション感が
なかなかいい感じ。

2003年頃のB’zからギターを始めた私としては
ちょうど当時のB’zトーンを作るのに
抜群の機材と言えるだろう

それに真空管と違って消耗も怖くないので
がんがん弾けるのも良いところだね。

BOSS GT-1000 マルチエフェクター

ぼくのサウンドシステムの
根幹を担うマルチエフェクター。

BOSSのエフェクターの
歴史は長く安定しているし
往年のアンプの再現度も高い。

ただ搭載されているオリジナルアンプのほうが、抜けもよく使いやすい。

IRデータも使えるのでかなりリアルな音が楽しめる。

その気になればアンプも使わずにこれだけでライブができる優秀さ。

アンプシミュは優秀だけど、全く使い物にならないのもあるので注意。

ちなみに現在、これ以外のエフェクターは現在持ってません。

それくらい優秀なマルチプロセッサーです。

BOSS WL-20

BOSSから出たデジタルワイヤレス・システム。

最近のものはこんなに小さいんですね。

昔使ってたアナログシステムは、無線のようなでかい受信機とバッテリーがすぐに無くなる送信機。

サイズもボードもギリギリだし、ライブ中に電池が切れたこともしばしば。

新しいこれは、もう2年近く使ってますがバッテリーの劣化などもほとんど感じさせません。

ただ自宅で使っているとwifiの回線の影響なのか、たまに音がとぎれるのが気になります。

たぶん似たような電波の帯域使ってるからだろうな。

シールド類

うん、Historyのシールドだったと思う。

けど、自分で切ったり張ったりしてる間にわからなくなってきた。

たぶんHistoryだったと思う。

Moor BABY BOMB

30W出力の小型パワーアンプ。

手のひらに収まってしまうちっちゃなボディから、4発のキャビを揺らすほどの恐ろしいパワーを生み出す。

トランジスタながらもつまみを12時より回すと、パワー管の歪みのニュアンスまで表現する優秀なパワーアンプ。

以前は自作のパワーアンプを使っていましたが、最近また壊れたのでとうとう既製品に。

「トランジスタの30W出力って微妙だよなぁ」って思ってたけどなんてことない。

十分すぎるくらいのパワーです。

Zoom R8

今やなかなか使ってる人を見ない
マルチトラックレコーダー。

4系統で出力できる機材なので、
PAとドラムで別々の音源を
送ることが可能な同期音源用機材。

  • パソコンのような大きなに液晶画面がないので演奏中に壊れることもない。
  • インターフェイスを別に持ち歩く必要もないので相性問題もない。
  • DAWのようにパソコンが固まって演奏が止まるのではないかという恐怖もない。

DAWに比べれば不便はあるが、
安心して使えて取り扱いがシンプルだから好き。

Roland QUAD-CAPTURE

長きに渡って我が家のレコーディングを
支え続けてくれているオーディオインターフェイス。

壊れないし、音質の劣化とかもないし、
全く不満がないからこれからも現役だね!

Roland MA-15D

モニタースピーカー。

やっぱDTMのモニターするには
モニタースピーカーがいいかなと思って購入。

安い中華スピーカーとかに比べればもちろん雲泥の差。

でもこれがモニタースピーカーとして
良いとか悪いとかなんてことは、僕にはわからない。

使ってきていえることは、これで十分だということ。

僕のものと色が違うけど、島村楽器オリジナルモデルとかあったりするのかな?

audio-technica ATH-M20x

モニターヘッドフォン。

やっぱモニターするならヘッドホンも
それなりの買わなきゃなと思って買ったヘッドホン。

多分十分なんじゃないかな?

世界基準ではソニーの
MDR-CD900STってヘッドホンだろうけど。

気になる人はそっちを買うといいよ。

Steinberg CUBASE12

最近ついに重い腰を上げて
CUBASE5からCUBASE12に更新。

めんどくさいUSBからも開放され
自由度が上がった。

性能は、、、よくわからんです。

ちなみに現行版はこちら。

WAVES Platinam

優秀なプラグインがたくさんバンドルされたソフト。

発売当初は70万円とかしていたらしいが、
現在は2万円ぐらいで買えます。

これでアナログ感の大事さとか
ミックスやマスタリングなどいろんなことがわかった。

それにバリバリ第一線で使えるので、
DTMするなら導入しておいて間違いないソフト

ただグラフィックの負荷がなかなか大きいので、
それなりのグラフィック性能を積んだパソコン推奨。

ちなみにここで
過去に所有していた機材も紹介しています。

ギターシステム

僕のギターシステムは、安定をモットーとしていて非常にシンプルです。

ライブでも簡単に持ち込める機材で、どの会場でもほぼ同じように音が出せます。

ライブでは以下の通り。

基本移動が楽な方を選ぶので、ギターとGT-1000とbabybomを詰め込んだエフェクトボードだけを持ち込みます。

だいたいはマーシャルキャビがどんな会場にもあるし、音の指向性も一緒だから問題なし。

PA直が可能なライブハウスならそのまま出すのもあり。

だけどそのときは音の調整が必要なので、リハの時間を多くしたり前日までに出音の確認をしておく必要がでる。

そう考えるとキャビをならしたほうが安心かな。

ちなみに会場によってはアンプが必要な場合もあるから、そんなときにキャビを持ち出す。

移動には便利なマグナカートに機材を固定すれば楽して移動できやす。

宅録の場合は以下の通り

ほぼかならずオーディオインターフェイス通します

これはGT-1000の有無でパソコンの環境が変わると面倒だから。

うちの場合普段からオーディオインターフェイスで音を出しているのです。

そこにGT-1000とPCをつなぐと、その都度モニターとかヘッドホンの差し替えとかが発生するので面倒。

その上、他の楽器とかマイクをつなげるためにインターフェイスを追加するなんてさらに面倒。

なので、長年このシステム。

やはり人間、続けるコツは作曲でもなんでも、取り掛かるまでの手間をいかに取り払うか

じゃないと思いついたアイディアが形になる前に消えてしまいます。

宅録においては、作業にかかるまでの環境デザインが重要なのです。

まとめます。

機材を集めて音に拘りを求めたり、好きなギターに囲まれて過ごす。

とても気持ちが華やぎますし、なにより所有欲が満たされます。

しかしギタリストを名乗るからには機材にばかり気を取られず、練習時間が重要。

何より作業時間が大事です。

そのためにも

  • 機材は自分が触れる必要最小限のもの
  • すぐに練習や作業に取り書かれる環境
  • 他のものに邪魔されない集中できる環境

これらが非常に重要。

ミニマルで必要なものに囲まれた環境で、自分の好きなことに集中できる。

これこそが自分のクオリティ・オブ・ライフを上げるためにもおすすめです。

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