【必見】会社を辞める前に必ず固定費を下げましょう

ソフィ

もう限界!会社をやめたい!

でも毎月出ていくお金が大きくて貯金がすぐに底をつきてしまうにゃ。

このままじゃあまずいから固定費を下げるようななにか良い方法が知りたい。

思い切りよく会社をやめるのはよいですが、その後収入が途絶えてしまうことが非常に不安でなかなか踏み切れないもの。

そこでやめるときに重要なのが、予め自分の生活にかかる固定費を極限まで下げることです。

実際に僕が会社を辞める時は予め月々の固定費を見直して、持ち家ながらも月々11万円で生活できる水準まで下げていました。

ではそのために行った見直し方法をご紹介していきます。

固定費を下げる7つの手順

固定費を下げるには以下の7つの点順を踏んでいくことが重要です。

  • 何にいくらお金を使っているかを把握する
  • 必要ないものを解約・手放す
  • スマホ等の通信料を見直す
  • ムリなローンを消す
  • 住居費が高いなら引っ越して家賃の削減
  • 電気事業を見直す
  • 自動車関連のお金を見直す

まずは何にいくらお金を使っているかを把握する

固定費を下げるにあたって、まずは一体に何にいくらお金を使っているかを把握する必要があります。
固定費は通帳引き落としやクレジット請求が多いはずです。まずはこれらを見返して何にどれだけ使っているかを上に書き出しましょう。


光熱費、家賃、自動車ローン、携帯代etc

これらを見逃しなく把握できたら次へ行きます。

必要ないものを削減する

固定費一覧ができたらまずやることは固定費を削減することです。

積ん読になっている新聞や一人暮らしなのに生命保険に入っていたりなど、見直してみると全く必要ないものがあるはず。

もしかすると一つ一つは値段の安いものかもしれませんが、積もり積もると大きな損害となります。

まずは解約できるものは解約してしまいましょう。

削減しても良い固定費についてはこちらの【必須項目】固定費を削減すらできないなら会社は辞めるなで詳しく解説しています。

スマホなどの通信料の見直し

次にやることは生活必需品となっているスマホやネット環境の見直しです。

まずはオプションの解約をしましょう。

ネット回線やスマホは、結構契約初期のままだと余計なオプションが付いたままということが、往々にしてあります。

これでは通信キャリアの思うつぼで、毎月余計なお金が引き出されていく原因です。不要なものはこの際ガンガン外してください。

次に光回線などの回線自体を見直しましょう。

そもそも自宅でゲームするわけでもないしひかりTVを見るわけでもないというような、高速通信が必要ない人は、いっそのこと固定回線を外してしまうのもありです

ただ固定回線は未だに契約期間の縛りがあるものが多いですから、解約するときは慎重に検討してください。

逆に固定回線を重視している人

こちらは高速通信は自宅でまかない、スマホは通信料を抑えた価格の安い、格安simへ移行することで月々の支払いを大きく減らすことができます

格安simというのは大手キャリアの通信網を間借りして提供しているものや、自社回線を持ちながらも安いものもあります。

大手キャリアから格安simへ乗り換えることで年間で5万円から10万円近く通信料を削減できます

僕自身ワイモバイルがイー・モバイルとして存在していた頃からずっと格安sim契約しています。

それでも北陸の田舎住みですが不満が出たことは一度も有りません。

ワイモバイルのやすさについては【必見】ワイモバイルは速くて安い!安心して使える格安simで詳しくお話しています。

ムリなローンを解消する

次は無理がたたったローンを解消しましょう。

会社員は固定で給料が入ってくることもあって、自分の収入を見越したローンを組んでしまいがちです。

僕も会社の都合で毎月3万から4万の車のローン(リース)がかけられていましたし、その上で住宅ローンや30万円のギターを2年ローンで購入したりしていました

しかしこのままでは不景気で収入が下がったりするだけでもなかなかのダメージですが、もし体を壊して会社を辞めることになった場合を想像してみてください。

確実に死亡案件です

もし今後独立を考えているのであればなおさらですね。

ムリなローンを消す方法はたった一つです。

完済しか有りません

そのためにはローンを組んで無理して購入した品を思い切って売却してしまい、ローンの一括返済をしてしまいましょう。

このとき多少の追い銭などが出てしまっても、まだ会社勤めであればなんとかなります

ただエアコンや冷蔵庫などどうしても必要として買ったものを手放すと生活が大変なことになりますから、そのあたりは臨機応変に判断してください。

例えば時計やギターなんてものはなくてもなんとかなりますね。

高額な住居費

次に検討すべきが家賃を下げることです。

昔ながらの借家であれば契約更新時に大家さんと交渉して下げたりなどもありますが、最近はどうなんでしょうか。

もし交渉が可能だとしてもこういった事柄は、建物の老朽化や隣に大きなビルができて日当たりが悪くなったなど、住居環境の悪化など家賃を下げる根拠が必要です。

ただ、それを踏まえた上でもそれほど有益になるほど家賃が下がることは有りません。

そこで一番なのが、今よりも家賃の安い場所へ引っ越してしまうことです。

部屋の間取りを小さくする、地方へ引っ越す、もしくはシェアハウスという選択肢もあります。

人間生きていく上で建物は必ずと言っていいほど必要です。固定費として必ず発生しますからそこをいかに下げられるかは重要です。

実家に帰れるのであれば、家賃も発生しませんしなお良いですね。

電気事業を見直してみる

家賃と同列に考えたいのが電気事業者の見直しです。

近年電力の自由化によってauや楽天など電気事業を行う会社が増えてきました。

一般的な〇〇電力よりも金額面でお得になったり、ポイントが付いてさらにお得だったりとせっかくなら見直したほうが良いようです。

例えば価格ドットコム。

そこで1番お得になっている自然電力と僕の使ってる北陸電力を比較して見た画像です。

定量で比べてこれだけの差額がでますし、事業所によってはキャッシュバックなどもあります。

結構お得ですね。

ただすべての人に当てはまるわけでは有りません。

見直したほうが良いようですと断定せずに書きましたが、我が家のように確実に安くなるわけではない家もあります。

例えばオール電化の家は夜間の電力が安くなる契約のはずです。こういった契約を持っている電気事業者は、探してみましたがいませんでした。

電気事業者を変えれば必ずお得になるわけではないので注意してください。

自動車関連

家賃の安い地方であれば、たいてい車は必須です。

家の周りには田んぼと住宅のみ。コンビニも徒歩ではいけないような場所というのはざらです。

そして移動手段の車の維持費は非常に高いです。

こんな地域では車はステータスなどでは有りませんからできるだけ維持費の安いものを選ぶのが良いでしょう。

車の維持費に関しては維持費の安い車はどれ?!目的別に選べるTOP3!や【田舎は車が必須】車にかかるお金を節約する方法7選に詳しくお話しています。

あとは保険の見直しや車検業者の見直しなど維持費をできるだけ抑えていくことで、田舎でも快適に済むことができます。

いっそのこと駅近の物件を選んで車を手放してしまうのもありです。

車の維持費って年間でどれぐらい?維持費を抑える7つのコツ

仕事を辞める場合は、すぐに次の就職先をみつけて働き出す場合とフリーで独立したりしばらく休みたい場合で対応が大きく異なります。

なお自己都合の場合は3ヶ月と言われていますが、待機期間3ヶ月と経過期間1ヶ月で実質約4ヶ月は失業給付が降りません。

それまでの耐えられる貯金がかならず必要です。

会社をやめてからするべきお金のこと

仕事をやめる準備が整ってもそこからが結構漠然としており、どうすればいいかわからないもの。

すぐにフリーランスとして動き出す人は良いですが、長く勤めていた人はちょっと休みたい期間もあるでしょう。

とりあえず会社をやめて失業給付を受けるまでにやっておくべきことをお伝えします。

離職票を受け取る

失業してから諸々の手続きをするのに必要なのが離職票です。

職業案内所の手続きや健康保険の手続きに必要な書類ですが、会社によっては一ヶ月ほど送ってこない場合もあります。

僕自身、当時8月1日付けで退職してから、離職票の原本が手元に届いたのは8月25日でした。

もし会社の動きを待っていたら約一ヶ月も無駄に過ごさなければならなかったのです。

辞めた従業員の扱いなんてそんなものですね。

そんな辞めた会社に出向きたい人はそうそういないでしょうから、1週間ほど経っても離職票が手元に来ない場合は、職業案内所で再発行してもらう事ができます

職業案内所の窓口で「離職票の再発行をしてほしい」と伝えればよいだけですから、面倒な会社に行くよりスムーズです。

そのついでにその場でその他諸々の手続きを済ませてしまえばよいでしょう。

ただ会社が仕事が遅くて発行していない場合もありますから、退職後1~2周間は見ておいたほうが良いです。

国民健康保険の申請と減免申請

離職票を受け取って職業案内所の手続きが終わったら次にやるのが健康保険の切り替えです。

会社の場合は会社の保険に加入していることと思いますが、フリーランスで行くのなら国民健康保険に切り替えたほうが無難です

ただその金額は会社の年収ベースで計算され、そのままで行くと料金は約3万円前後と非常に高いです。

無職となってしまったらなかなか苦しい支払いですね。

しかしこれは申請すれば減免を受けることができます

免除はどこまでできるかわかりませんが、半減ぐらいはできるはずです。

僕はこれを知らずに全額払って非常に苦しい思いをしました。

職業訓練校へ行く

もともとしていた仕事で独立するつもりであれば問題有りません。

ただ全く別の業種へ行く場合は、2つの理由から職業案内所が提案する職業訓練校がおすすめです。

まず1つ目は、職業訓練校は通学が始まると同時に失業給付が始まり、通学期間の生活費が出ます。

3ヶ月の待機期間も必要ありませんから非常に助かります。

2つ目は、基礎とはいえある程度学習プログラムがしっかりしていますから、そのまま就職できるほどの技術を手につけることができます

この2点を踏まえただけでも十分に参加する価値はあります。

ただ30前後の場合プログラムの開発系は受け入れてくれませんでしたね。

若い年代の方が優遇されるのでしょうか。

ですので十分貯金があるなら独学で進めちゃってもOKです。

どうしてもやばい場合は国や街に頼りましょう

会社を実際に辞めてフリーとして働き始めたり、疲れ果てた体を休めると、はじめのうちはいくら節約していても、お金は思いの外減っていきます。

フリーで仕事を始めるとなると仕事道具への投資なども必要ですからなおのこと辛いですね。

そういうとき、お金が必要になって思い浮かぶのはカードローンや銀行融資などの借金だと思います。

ただ、どれだけ家計が苦しくてもカードローンなどはおすすめできません。

銀行ローンはまだしも、カードローンは金利が高すぎて死ねます。

こういうとき、実は国や町からの融資や援助は意外とあります

特に現在はコロナ渦という事も有って上限額の引き上げや無金利での融資もあります。

平時であっても金利はかなり安いですから、こういった機関に頼ったほうが後々安全で確実です。

現在の緊急小口資金の貸付についてはこちら

いかがでしたか。

会社を辞めるということはとても大きな決断ではありますが、準備をそれなりにしてあれば、辞めたあとであっても結構なんとかなるものです。

独立、疲弊、転職、会社を辞めるにはさまざまな理由はあると思いますが、予め生活の固定費を下げておけば、会社に飼いならされることは少なくなり、身軽に動くことができるようになりますよ。

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