エアコンが壊れた、、、サーミスタ交換修理をdiyでやってみる【ダイキンのエアコンです】

しんじ

寝室まじあっちーわ!
エアコンないと寝れねぇー!

えい!(ぴっ

数十分後・・・

まゆ

しんじさん飲み物とかいらんー?

さっむ!え?これ大丈夫?

しんじ

凍死する。。。

それは7月頭、夏の始まり、、

突然寝室のエアコンが猛烈な冷気を
出し続けるようになってしまった。

そう、壊れてしまったのだ

夏真っ盛りということもあり連絡しても
取り替え工事までに時間が掛かるし、
買い替えの費用も莫大かかる。

そんなとき、
なんとか自分で修理して時間と費用を
節約できないだろうかと一度は悩みますよね

実はエアコンは簡単な修理なら可能なんです。

なぜなら僕自身自分でエアコンを修理して、
時間もお金も節約できているからです。

この記事では僕がどうやって
このエアコンを修理したかをお話していきます。

ちなみに僕のdiyスキルは、
車の雨漏りを修理したり、
エコキュートの室外機のファンを交換したり、
ちょっと機会に強い程度のものです。

この記事であなたも、
エアコンの修理をdiyでできるかを判断し、
そしてご自身で修理して時間とお金を
節約する方法がわかります。

エアコンを自分で修理する流れ

基本的に修理なので以下の流れで考察していきます。

  • 原因究明
  • 部品発注
  • 修理・検証

では細かくどうしていけばいいか

見ていきましょう。

原因究明方法

原因究明といってもできることは2つ。

  • リモコンを使ってエラーを表示させる
  • 症状から判断する

これらも各メーカーによって診断方法が違うので
お使いの機種によって調べてください。

ちなみにダイキンの場合は
室内機にリモコンを向けて、
リセットボタンの長押し
でエラー表示が確認できます。

ただ症状によってはエラーが出ない場合もあるので
症状を見て診断するしかない場合もあります。

その場合

しんじ

ここが壊れてたと思ったけど、
なんか違う

なんて場合はお金が無駄になりますから気をつけましょう。

あと、いくら診断できたからといって
確実に自分で修理できるとは限りません

僕の場合、
一度エアコンの室外機の基盤を見たことがありますが、
あれはマジでdiyでは無理だと感じました。

目安として、

「エアコン メーカー 症状」

でググってみて、修理のブログなんかが出てくる場合は
それを見て、修理できるか判断してよいでしょう。

出てこない場合は、
基本的にできない場合が多いので
あまりやらないほうがいいんじゃないかな。

部品の発注をする

症状が診断でき、自分で修理が可能であると
見立てがついた場合は部品を発注します。

メーカーの問い合わせ窓口から発注するわけですが、
電話注文だと死ぬほど待たされた上に、

自動音声

窓口が混んでいるので、後ほどおかけ直しください

なんて言って勝手に切られる場合もある。

こうなると電話代も時間も無駄なので、
メーカーホームページから部品を発注すると楽です。

ちなみにエアコンの修理はサービスマンの仕事なので、
基本的に部品単体で注文を受けてくれません。

ただ、

しんじ

自己責任でやるのでどうしてもほしいのです

といえば売ってくれます。

まぁね、
素人の判断で部品間違いや怪我、訴訟などされたら
メーカーもたまったものじゃない。

このあたりは納得してから購入してください。

修理・検証

ここまでくればあとは実際に、
問題箇所まで分解して部品を交換する。

それだけです。

難しいことはない。

注意することがあるならば、

  • コンセントを必ず抜くこと
  • 作業用手袋をすること

この2つぐらい。

死にたくないならな

で、部品を交換してエアコンが組み終わったら

症状の改善を確認する。

これで完了です。

今回の我が家の事例

我が家の症例は

寝室のエアコンが冷えすぎるようになった

温度設定を30度にしようがどうしようが、
常に全力で冷やしてくる状況。

ただ、設定はおかしくとも冷えているためか
故障という状況ではないようで、
リモコンでエラーを表示させようにも、
エアコンとしては故障を認識していない。

この状況から察するに、

エアコン内部で室内温度を判断するセンサーが故障し、
常に室内が暑い状況だと判断していると思われる。
そのため全力で冷房をきかせている状況

逆にいえば暖房は全く動かないということだ。

ただ検証しようにもこのクソ暑い中で
暖房をきかせるのは不可能だろう。

ということで
今回はエラー表示がないので断定はできないが、

室内の気温を感知している”温度サーミスタ”の故障

という判断をしました。

つまりその基盤部分を交換すれば直るわけです。

というわけで部品を発注する。

ただ以前エアコンが壊れたときもそうなのだが、
ダイキンのサービスセンターへ電話が繋がらない

そしてある一定時間経つと勝手に切られる。

総統もお怒りです。

というわけで、
今回はダイキンのホームページへアクセスし
部品発注の問い合わせをすることに。

ホームページへ

このメールでのお問い合わせから
状況を説明し、部品がほしいという旨を連絡します。

すると

ダイキン

本来は補修部品の販売は行っていないので
サービスマンへの修理依頼をお願いしている。
だがしかし、
修理の保証もなく全て自己責任でやるというなら販売を行う。

実際にはもっと長いメールだが、
要約するとこういう内容の案内文とともに
部品の詳細のメールが来る。

あとはこの内容に同意した旨と
部品の発注の同意を返信して注文する。

まぁダイキンとしては
”ネット上の変な情報を鵜呑みにして
勝手に交換して故障や怪我、クレーム”

なんてことは対応したくないだろうからね。

ん?

さて、注文から2日。
佐川の着払いで部品が到着。

部品代は全部で4000円ほどでした。

ちっちゃいけどテクノロジーの塊だよ。

ありがたいね!

ではでは、
エアコンを分解、補修する。

まずなんとしても確実に!
エアコンのコンセントを抜きましょう

なんならエアコンのブレーカーまで
落としておけば完璧でしょう

で、10分ほど放置すれば
エアコン内の電気は放電されると思うので

放置!

ギターでも燃やしながら暇つぶし

ではいきましょう!

フロントカバーを開け、
フィルターを外し、
下のルーバーも外し、
右側の配線部分のカバーを外し、
アースを外し、
止まっているプラスネジをはずし、
全体のカバーを外します。

はい丸裸。

ここまでできないと思う人は
修理は諦めましょう。

危険です。

で、本題
今回交換する部品は2つ。
サーミスタ基盤とセンサー。

サーミスタ基盤は本体右下の方。

爪で引っかかってるだけ。

割れないように外して、基盤を交換。

簡単だね。

もう一つのセンサーはちょっと面倒。

配管に刺さってるだけなんだけど
配線が右側の基盤の集合体に入っているので
ちょっくら面倒。

基板の集まり部分のアルミカバーを
爪を軽く上げながら引っ張って外す。

センサーの配線を抜く。

やっぱり収納というか、
ちょっと配線が複雑に入り混じっているので
ちょっと焦ります。

このコネクターも爪で引っかかってるので、
力ずくで抜こうとすると壊れるので注意。

このあたりを丁寧に処置をしていき、
最後に鉄製のセンサー部分を交換すればOK。

この棒状のやつ

これで一応の修理が完了。

あとはもとに戻すだけ。

外したときの逆手順で
組み上げていくだけの簡単なお仕事。

このときネジが余ったり、
エアコン内の変なところに
落とさないように気をつけながら
作業しましょう。

とくにアース線の取り付けは
ネジを落とさないように神経使います。

このとき磁力のあるドライバーを使うと安心です。

もとに戻したら
とりあえず動作確認をしましょう。

今回の症例の場合は
温度設定がしっかりきくかを確認します。

ちょっと高めの28度設定でエアコンを動かしてみると
ある程度になったら冷房の動作がゆるくなったので
正常に動作をしている。
つまり修理は完了したものとみなしてよいでしょう。

とまぁ文章で書くと簡単そうですが、
実際にも20分ほどで完了している作業です。

ちなみに今回交換した部品の
ビフォー・アフター

上の熱センサーはよくわからんけど
サーミスタ基盤は色が変わるくらいには
酷使されていることがわかる。

さて、エアコンの修理。
やってみるかどうかはあなた次第。

お約束ですが、自己責任でお願いしますよ。

というわけで今回は、
エアコンを自分で修理するの巻きでした。